--2003年9月11日更新情報--
ReutersのVirus Writers Mark Sept 11 with New Batch of Bugsという記事が出て、メディアの注目を集めたので、危険度を「低[要注意]」に引き上げました。
・このウイルスは、4267以上のウイルス定義ファイルと4.2.40エンジンが起動中のMcAfee製品で、「W32/ GenericP2P.worm」として検出されます(圧縮ファイルのスキャンで検出可能)。
・このVisual Basic型ワームは、受信者のアウトルックアドレスブックにワーム自身を送信することで繁殖します(メッセージの作成と送信にアウトルックを使用)。
・また、KaZaaのピアツーピアファイル共有ネットワークを通じて繁殖します。
ウイルスメールの特徴
・このウイルスは以下のような特徴をもったメールとして受信されます。
件名: [Outlook recipient]. [*********] THE WAR HAS STARTED !
「Outlook recipient」には、アウトルックアドレスブックで見つかったメールアドレスが入ります。
「*********」には以下の文のいずれかである可能性があります。
LET US UNITE
NOW OUR MISSION: DEATH ?
THE WORLD WAR THREE IS HERE !
REMEMBER OUR LOST SOULS !
WORLD WAR SCENES FROM IRAQ !
WORLD TRADE CENTER, REVENGE !
メール本文:
[Outlook recipient], THE WAR IS NOT A JOKE !... THERE IS ONE BUILDING UP RIGHT NOW
Let's Unite In This Horrible Kaos. [Outlook recipient], ... Fight For Us....!!!
...And Let Us Remember Those Lost Souls ! WE COUNT ON YOU ! [Outlook recipient]
Greetings,
World War Veterans.
添付ファイル:
WTC32.DLL
WTC32.SCR
・WTC32.DLLファイルは、ユーザのアウトルックアドレスブック内にあるアドレスを含んでおり、ファイル内の文字列に続きます。例えば、アウトルックアドレスブック内にアドレスが10個あるとすると、ファイルには以下のような内容が含まれている可能性があります。
"10 Users In Harmony With God !"
インストール
・ウイルスが実行されると、CドライブのフォルダにWTC32.SCRとして自身をインストールします。
・以下のレジストリキーがシステムスタートアップをフックするために追加されます。
- HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
"W32Tc " = C:\Windows\WTC32.scr
・以下のレジストリキーが、インターネットエクスプローラーのスタートページを変更し、代わりにワームを起動します。
- HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Internet Explorer\Main
"Start Page" = C:\Windows\WTC32.scr