・W32/Yourdeは、Windows版Adobe Acrobat (バージョン 5.x)のフルバージョンを使用するとPDF文書に感染します。Acrobat Readerでは感染しません。このウイルスは次々にPDF文書に感染するだけで、システムにはダメージを与えません。Acrobatの脆弱性を悪用します。この脆弱性およびパッチの詳細については、Adobe Acrobat 5.0.5 Security, Accessibility, and Forms patch - Englishをご覧ください。
・W32/Yourdeはウイルスコードをハードディスクにエクスポートし、Acrobatで開かれた個々のPDF文書にウイルスコードをインポートするようにAcrobatを設定します。感染したシステムでPDF文書を保存すると、ウイルスのキャリアになります。Macintoshシステムに感染することはありませんが、感染した文書を受け取るとウイルスのキャリアになります。
・感染したPDFファイルがAcrobatのフルバージョンで開かれると、このPDF文書に含まれるJavaScriptが実行されます。ファイルシステムに、以下の2つの埋め込みデータオブジェクトをエクスポートします。
- C:\EVIL.FDF
- %Adobe Plugins Folder%\death.api
・Acrobatが実行されると、すべてのプラグインを読み込みます。したがって、プラグインフォルダに上記のAPI ファイルがあると、Acrobatを起動するたびにウイルスコードを実行します。このdeath.apiプラグインはJavaScriptを含んでおり、Acrobatで開かれる個々の文書にEVIL.FDFファイルおよびdeath.apiファイルをインポートします。 EVIL.FDFファイルもJavaScriptを含んでおり、感染した文書を開くと2つのデータオブジェクトをエクスポートします。
・W32/Yourdeは、文字列“Your_Death”を含んでいます。