クラウド型セキュリティ製品の導入事例

「Managed Total Protection」は「SaaS Endpoint Protection」の旧製品名称です。
掲載内容、企業およびご担当者のプロフィールは取材当時のものです。
現在は変更されている可能性もございますのでご了承下さい。

日鐵ドラム

■業種:製造業 ■導入製品:Managed Total Protection, e500 ■導入台数:120台



今回は、日鐵ドラム株式會社におじゃまして、情報システム室の中川さまにお話をうかがいました。日鐵ドラムはドラム缶のトップ企業です。ホームページに載っているドラム缶Q&Aはとても面白い読み物です。ちなみに、テレビでよく「ドラム缶転がしの達人」として登場している岩田求さんは、日鐵ドラムの相模原工場の方だそうです。

弊社は、ドラム缶の製造・販売の会社ですから、正直言って、ウイルスがたくさん来やすいような、そういう業種ではありません。例えば、コンピュータ業界のように、インターネットを積極的に活用しており、不特定多数の見込み客から毎日つぎつぎメールが飛びこむような会社であれば、それだけいろいろなウイルスも来やすいのかもしれませんが、弊社のようなドラム缶のメーカーの場合、そこまでメールのやりとりが多いということもありません。またドラム缶の製造は、完全な受注生産で、注文された数だけ作って、その分を納入するという形態であり、つまり在庫もあまり持つことがなく、メーカーとしては比較的、計画生産が可能であり、すなわち、来るメール出すメールもそうした計画に則って、古くからの得意先や社内の中でのやりとりが中心になるわけです。また社内システムは今でも汎用機を中心にして運用しています。

と、こう言うと、何もワクチンソフトを全社導入することもないではないかという印象になりますが、実際、社内でもそういう声は上がりました。特に差し迫った必要性もなく、実際にウイルスが大発生していることもない。にもかかわらず、この不況の時代に、わざわざ全社導入をする必要があるのかという声が上がり、社内でもけっこうな議論になりました。

とはいえ、今、必要性がさほどないとはいっても、最近はメールを開いただけで感染するという昔では考えられないような悪質なウイルスも出てくる時代であり、これから先、何がどうなるかわかりません。そして徐々にではありますが、お得意様からメールによる注文も入るようになってきています。そうしたお客さまにウイルスで迷惑をかけることは何としても避けたい。私たち情報システム室としてはそういった考えを持っておりました。

そうした折り、社内のシステムを汎用機の基幹システムも含めて10年ぶりに全面見直ししようということになりました。汎用機のみならず、事務系営業系PCも全面的に入れ直すことになり、それまでバラバラだったクライアントOSもWindows 2000に統一する事になりました。PCの総入れ替えはずいぶんな費用がかかりますけれど、やはりそうした体制が必要だという総意となったのです。そして、それに伴いウイルス対策もやはりきちんとしようということで意見がまとまりました。

ワクチン選定基準としては、やはり管理が簡単で一箇所に集中していなければならないと考えました。分散したが最後、何かあったら全部こっちに電話がかかってきますし、結局のところ体がふたつもみっつもあるわけでないので、一箇所が良いです。散らばったらダメです。

そういう基準で以って、何かいいワクチンはないかと探していたところに、ふだん仕事を頼んでいる業者さんから、Managed Total Protectionというのがあって、定義ファイルの更新が全自動で、管理もいらないからラクですよ、と推薦があり、ほう、それはいいじゃないかと素直に思いました。いろいろ検討した結果、ここまで簡単でノー管理の製品もほかになかったので、ついに採用する事に決定いたしました。


以来、Managed Total Protectionをずっと使っております。導入するにあたっては社内に告知も行いましたが、まあ、正直言って、弊社のような、もともとウイルスにあまり縁のない会社の場合、みなさん、あまり真剣に意識する事はないですね。何といいますか、昔は、ワクチンが入っていなくてもそれはそれで当たり前、今となったら、入っているのが当たり前ということで、表面は違うんですが、「当たり前に思っている」という点では今も昔も変りません。とはいえ一般社員の本業はウイルス対策ではないわけですから、それで当然なのだと思います。その分をManaged Total Protectionのようなソフトに守ってもらわなければなりません。

レポート機能はとても便利ですね。しょっちゅう見ていますよ。弊社はウイルス発生は少ないとはいってもゼロというわけではありません。ただ本人が気づいていないケースもけっこうあるんですね。本人が気づいていなくて、なおかつレポート機能が無いとなると、まあワクチンで防がれているから良いとはいうものの、再発防止の観点からはやはりよろしくないわけです。

なので、管理レポートで、ある人のPCにてウイルスが発見・駆除されているということが分かった場合は、その人に、ウイルスが出てましたよと通知するんですが、そうすると、「えっ、どうして遠隔地から自分のPCのことが分かるの?」と驚かれる事があり、それがまた副次的な効果を生んでいると思います。つまり、PC使用者に、なるほど見られているんだという意識が自ずと高まり、つれてセキュリティ意識もおのずと高まっているという寸法です。

また、定義ファイルが自動更新できる一方で、もし気が向けば各クライアントが自分で操作して更新をかけることができる。更新がかかったかどうかバージョン情報で調べる事ができる。こういう点もよいですね。やはり気になる時は、自分で確実に更新したくなりますし、更新したら、その結果がどうなったか確認したくもなります。

このようにManaged Total Protectionの全社導入により、社内のウイルス防御は大幅に進歩しました。このほか、防御をさらに完璧にするために、e500ゲートウエイウイルス対策も、ほぼ同時に導入しております。やはりメール型のウイルスは、中央の入り口で一括で捕らえるべきだと考えたのです。メール入り口にe500、各端末にManaged Total Protection。この取り合わせにより、十全なウイルス対策をほとんど管理の手間が要らない状態で実現できたと考えております。

取材日:2002年8月



■日鐵ドラム株式會社
1932年に日本で最初にドラム缶の製造を開始して以来、当社は3/4世紀近くの歴史をあゆんでまいりました。1959年には全連続式鋼製ドラム缶製造工場をいち早く建設し、業界の先駆者の役割を果たしながら、今日ではおよそ35%のシェアを持つトップメーカーに育ってまいりました。この長年築いてきたドラム缶製造の技術力を活かし、蓄積された豊かな技術、ノウハウに基づいて、需要家のみならず他のあらゆる分野における生産設備及び付帯設備に関するエンジニアリング業務を展開して、技術パートナーとして活躍し続けております。

※上記の使用感がすべてのお客様で実感できることを保証するものではありません。詳しくは弊社パートナー、弊社営業、またはこちらまでお問い合わせください。

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