クラウド型セキュリティ製品の導入事例

「Managed Total Protection」は「SaaS Endpoint Protection」の旧製品名称です。
掲載内容、企業およびご担当者のプロフィールは取材当時のものです。
現在は変更されている可能性もございますのでご了承下さい。

あいテレビ

■業種:メディア・出版 ■導入製品:Managed Total Protection ■導入台数:120台
今回は愛媛県松山市の「あいテレビ」の先進事例をご紹介します。総務局の川畑様、上野様にお話を伺いました。
この事例のポイント、あらすじ

  • 以前はゲートウエイ対策のみだった。それで問題はなかった。
  • だがLovsan(MSブラスト)勃発時に報道局員のモバイルPCから感染し、それが放送制御系のマシンにまで到達した。実害は生じなかったが、危機感を覚えた。
  • モバイル環境でも自動更新が可能な点。メモリ負荷が少ない点を評価し、Managed Total Protectionを導入
  • 120台のインストールは、「普通の総務部社員」が行ったが、問題なく簡単に終了した。
  • 導入後も、期待通りのはたらきぶりである。


-- あいテレビ様は愛媛の地元放送局ですよね。あの、私は山口県の出身なんですが、ということは地元局のTYSとか、ああいうのを想像していればいいんでしょうか。

だいたい、そんなかんじですね。

-- あいテレビ様がウイルス対策に本格的に取り組むようになったのはいつごろからでしょうか?

ゲートウエイ対策については昔からやっていました。当社に来るウイルスの大半がメール型のそれだったのでゲート対策が最も費用効果的に思えました。実際、それで特に問題はなかったですね。

-- ゲートウエイ対策だけでも問題はなかった、と。。。ではなぜにクライアント対策のManaged Total Protectionを今回導入したのでしょうか。

直接のきっかけになったのはLovsan(MSブラスト)ウイルスです。

-- ああ、Lovsanですか。確かにあのウイルスはポートから直接侵入してくるわけですからSMTPやHTTPを固めるゲート対策では無力ですよね。

そうなんですね。あの時は当社もLovsanが蔓延する寸前で、危ないところでした。

-- でもLovsanはクライアント対策をしていなくてもポートを締めていれば、侵入は防げたはずですよね。

いや、ポートは締めていたんです。だから大半の端末は大丈夫だった。実は報道局員のモバイルから侵入してきそうになったのです。

-- ああ、モバイルですか。。。

当社はテレビ局ですから報道局員がおります。彼らはモバイル端末を抱えて一日中、取材に飛び回り、メールで記者原稿を送ったりしてるわけです。社内LANにつながっている時はともかく、外のモバイル状態ではセキュリティ的に非常に脆弱です。

-- 確かに。。。。


たしか8月13日だったと思うのですが、ある報道局員のモバイル端末がどうも動きがおかしい。それでネットワークを調べていくと、その端末からPINGのような物が異常な勢いで噴出している。こりゃおかしいと調べていくうちにLovsan(MSブラスト)ウイルスだということが判明しました。

-- どう対処したのですか。

とりあえず手作業駆除とパッチ当てに奔走しました。結局、数台ぐらいが感染しておりました。さて、ここで一つ大きな問題が見つかりました。事務系LANから放送系のLANへと、一台ではありますが、Lovsanが飛び移っていたのです。

-- 放送制御系のマシンも最近はWindowsなのですか?

最近は、Windows系のコンソールが多くなってきました。IPを持った制御機器も決して珍しくありません。

-- ということは、そこにウイルスが侵入したら大変ですね。

あまり考えたくないですね。最悪を極めた場合は、機器がダウンして、放送に支障が出る。すなわち放送事故が起きることも理論的にありえます。ちなみにLovsanの侵入があったマシンはお天気情報端末でした。

-- 「放送事故」ですか! ということは、天気予報の放送中に、画面が真っ白になって「しばらくお待ちください」というテロップが出たりして、それの原因がウイルスであるということも。。。。

まあ、そこまで行くことはないと思いますけど、とにかく放送に何らかの支障が出ることは理論上あり得るわけです。


-- さて、そうした「経験」を経てクライアント対策に取り組むことを決めたというわけですね。さて、Managed Total Protectionをご選択いただいたポイントというのはどのようなものでしょうか。

協力SI企業の方に、何かいい製品はないかと尋ねたところ、Managed Total Protectionが推薦されてきました。モバイル環境でも、ネットさえつながっていれば出先で更新が利くし、メモリ負荷も少ないとのことでした。定義ファイルやエンジンは立ち上がりでダウンロードしてしまうというし、そういうリアルでシンプルな仕様なら、ウチの体制には合ってるなと思いました。大まかな説明を聞いてだいたい納得したので、あとはホームページで細かい疑問点について調べ、これもOKだったので、本採用することにしました。

-- インストールはどうやって行ったのですか。

こちらの上野さんに頼みました。

(上野様):インストールは、パソコンを並べて、流れ作業で行いました。PCを5台ぐらい並べて、ブラウザも5つ立ち上げて、インストールURLを貼り付けたら、それ、それとリターンキーを叩いていくような。

-- PC5台の前に立つ。URLを貼り付ける。あとは打つべし、打つべし、だったわけですね。

そんなかんじです。

-- 上野様はコンピュータには詳しいのですか?

えー、そんなことないです。私は単なる普通の総務部員です。でも上司からインストールしろと言われたので、じゃあ、これも仕事だしと思って。。。

-- 慣れないインストール作業、怖くなかったですか。

インストールは簡単だと聞いたので、何とかなるだろうと思いました。

-- 実際、どうでしたか?

特に問題もありませんでした。順調にインストールできました。

-- それは何よりです。


-- 購入前の期待値に比べ、現在の使用感はいかがですか?

現在、局内の120台の端末に導入していますが、期待を裏切られた部分はないですね。動作が軽いという点においても、モバイル部員から苦情が来ることもありません。外出先での定義ファイル更新も特にストレス無くできています。私のPCにもManaged Total Protectionが入っているわけですが、PCレスポンス速度は以前とほとんど変わらないですね。「常駐で軽い」というのは何よりです。タイマー設定などでハードディスク総ナメ検査を定期的にやるという手法もありますが、仕事中のパーソナル端末であまりガラガラ回られるのも困りますしね。あとは感覚的な話になりますが、やはり導入してプロテクトされている事から来る精神的満足感は大きいですね。

-- 今日は貴重なお話をありがとうございました。


取材日:2003年11月

※上記の使用感がすべてのお客様で実感できることを保証するものではありません。詳しくは弊社パートナー、弊社営業、またはこちらまでお問い合わせください。

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