クラウド型セキュリティ製品の導入事例

「Managed Total Protection」は「SaaS Endpoint Protection」の旧製品名称です。
掲載内容、企業およびご担当者のプロフィールは取材当時のものです。
現在は変更されている可能性もございますのでご了承下さい。

キッコーマン

■業種:製造業 ■導入製品:Managed Total Protection ■導入台数:1500台

今回はキッコーマンの先進事例をご紹介します。IT推進部の鞍田様と広報・IR部の三好様にお話を伺いました。
この事例のポイント、あらすじ

  • ウイルス対策は97年ぐらいから開始。スケジュール検査で運用。社内からは煩わしいとの声も
  • 地方支所の回線はあまり太くなく、ネットワーク負荷を考えると(一斉)自動更新は少々ツライものがあった。
  • 一般社員に工数の手数を負担させることも多く、生産性の点で良くない状態だった。これを改善するためにウイルス対策を統合管理することにした
  • あまり機能の多い製品は正直もてあます。シンプルな製品が良いと思ってManaged Total Protectionに決めた。
  • 昔の工数を10とすると今は1以下に下がったと言ってよいと思う


-- 昨日、キッコーマンのホームページを見て予習しました。何か最近は海外発展がスゴイですね。キッコーマン・ドット・コムでもWorld's No.1 Soy Sauce Manufacturerと謳っておりますし。

実は当社の営業利益の約半分は海外事業です。初めて海外に工場を建てたのが30年前ですが、以来、醤油の海外販売量は一貫して右肩上がりです。

-- 外国の皆様もどんどん醤油を使うようになってきたと。

そういうことですね。

-- それって海外の回転寿司ブームとかヘルシー日本食ブームとかに関係あるんでしょうか?

関係がないではありませんが、数ヶ月に一度、スシバーに行って、チョイチョイと醤油を使ったぐらいでは消費量はあまり伸びません。

-- うーん、確かに

そうではなく、一般家庭で「普通の料理」に使われて、はじめて全体の消費量が伸びるのです。もちろんきっかけとしては日本料理店などでの体験が重要だったとは思います。

-- つまり、醤油は今やスシバーなどでたまに味わう珍味ではなく、日々の料理で使う「普通の調味料」になったと。

ハイ、そのとおりです。例えば肉を焼くときや野菜炒めなどに使われています。

-- 海外でもキッコーマンというブランドで販売しているのですか。

はい、同じです。キッコーマンという名前もだいぶ浸透してきて、ソイ・ソースと言うより、キッコーマンと呼んだほうが通りの良い国もあるそうです。

-- キッコーマン(KIKKOMAN)なら外国の人にも発音しやすそうですね。

英米での発音は「キッコマン」になるようです。


-- キッコーマンがウイルス対策に本格的に取り組むようになったのはいつごろからでしょうか?

97年ぐらいからですね。当時はOSもWindows 3.1でした。ジェード社のスキャンワクチンを使っておりました。あの頃はお昼休みになるとタイマー設定で、ハードディスク全検査が始まるような運用でしたね。とはいえ、昼休みにも仕事を継続している社員からは、ワープロ打ってる傍らでガラガラ検査されいるのは煩わしいという意見もありました。

-- この頃はどんなウイルスが検出されていたのでしょうか。

LarouxやAnti-CMOSなどですね。当時は今のようにメールも盛んではなく、FDを出入りさせる際に念のため検査する、というような運用でした。その後、ジェード社がマカフィーに併合されたので、後継機ということでManaged Total Protectionに乗り換えました。

-- Managed Total Protectionでの定義ファイルの更新はどのように運用していたのでしょうか?

実質、手作業でした。サーバから定期的にファイルを更新するスケジュール更新機能があることは知っていました。つまり、ある時刻になると多数のマシンが、一台のサーバめがけてファイルを取りに行き、重い定義ファイルを持ち帰るという仕様ですが、これは、ネットワーク負荷を考えるとどうも。。。。特に地方営業所のネットワークではツラいものがある。。。といった感想がありました。

-- あ、それはManaged Total Protectionのルーモア機能で解決できる問題ですね。

そうですね。この問題の解決はManaged Total Protection導入の大きなポイントになりました。

-- 結局、昔のManaged Total Protectionでの定義ファイル更新はどのように行っていたのでしょうか。

率直に言いますと、平時は社員の自主性に任せている状態。そして大きなウイルスが出た時には、「危険ですので定義ファイルを最新にしてください」と社員に呼びかけておりました。

(三好様)  その作業、私も何度かやったことがあります。セキュリティ対策のことなのでやらなきゃいけないと頭では納得していましたが、心の中では、正直、面倒だなあとは思いました。

(鞍田様) 当時は、社員にはずいぶん手数をかけさせてしまいました。

-- エンジン更新や本体バージョンアップはどう行っていたのですか?

これも手作業です。マニュアルを作って、CDを回覧して、宜しくお願いしますという状態でした。


-- Managed Total Protectionに切り換えた理由は何だったのでしょうか?

やはりこのように手作業が社内に蔓延している状況は生産性が低いものです。会社としてちゃんとした状態にしたいと思ったのです。

-- そこで各社の製品の比較検討に入ったというわけですか。

はい。その時は、白紙から再検討するつもりだったので、必ずしもマカフィー製品にはこだわっていませんでした。各社の営業マンを呼んで説明を受けたり、ホームページで情報を収集したりしました。

-- 印象はいかがでしたか?

各社とも、高度で網羅的な管理が可能になるソリューションを提案してきました。専用サーバを使い、タスクを駆使して、全国に配信するといった仕組みでした。それはそれで良いといましたが、ただ、その時の当社の要望としては、社員および情報システム部の管理コストを低減するということに尽きたので、そこまで豪華な機能を用意されても、少々もてあますかなというのが率直な印象でした。使いこなせばいろいろなことができる。だが色々なことができるというまさにそのことにより手間が増えるということです。

-- Managed Total Protectionのことはどうやって知ったのですか。

ホームページで見つけました。導入しさえすれば、後は何もしなくても勝手に更新が始まるというシンプル設計が良いと思いました。また、定義ファイルは隣のPCからもらってくるというルーモア機能も、以前のManaged Total Protectionを使っている時に問題になっていたことを解決してくれる機能でした。

-- インストールはどのように行いましたか?

まず東京本社、次に野田本社、それから全国の支店という順番で全国30箇所ほどの拠点に順々に導入していきました。まず古いManaged Total Protectionをアンインストール、それから新しいManaged Total Protectionをインストール。この手順を手動でやっていただきました。この時、Managed Total Protectionの管理レポートがインストールの進捗を管理するツールとして役に立ちました。インストールが済むごとにマシンが管理レポートの上に出現してきます。それを各拠点のPC台数を記載した台帳と付け合せればよいのです。


-- さて、ウイルス対策管理の手間とコストについての質問です。ズバリ、昔のコストを10とすると今はどのぐらいに減ったかんじですか?

昔を10とすると。。。今は、1ですかね。もうほとんど意識することがないですからね。

(三好様)昔は何かあるごとにウイルス対策の更新を求める回覧が回ってきました。必要なことだとわかっていても、非常に面倒な作業でしたね。ウイルス対策の更新作業は。でも今は何もしなくてよくなりました。だから私たち一般社員にとってはウイルス対策の手間は昔を10として今はゼロになったと言ってもいいかもしれません。

-- 嬉しいお言葉です。さて、最後にManaged Total Protectionに対する総合的な感想などありますでしょうか?

実はManaged Total Protection採用を決めた後に、他社の営業マンが営業に来たことがありました。説明は有難いけどもうManaged Total Protectionという製品に決めてしまいましたと伝えたところ、「ああ、Managed Total Protectionですか。それに相当する製品はウチにはありません。。。」ということであっさり帰っていきました。そうやってあっさり退散させるほどの製品なのだから、これを選んで正解だったのだろうなと思いました。感想というわけではありませんが、一つのエピソードです。

-- これも嬉しいエピソードです。今日は貴重なお話を有難うございました。


取材日:2003年11月

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