クラウド型セキュリティ製品の導入事例

「Managed Total Protection」は「SaaS Endpoint Protection」の旧製品名称です。
掲載内容、企業およびご担当者のプロフィールは取材当時のものです。
現在は変更されている可能性もございますのでご了承下さい。

新潟県見附市

■業種:自治体 ■導入製品:Managed Total Protection ■導入台数:400台



今回は新潟県見附市の先進事例をご紹介します。お話は情報管理係の伴内様、森沢様に伺いました。


見附市では、現在、Managed Total Protectionとe500を採用しておりますが、今回のウイルス対策導入は、「見附市の庁内LAN刷新」というプロジェクトの中の、そのセキュリティ強化部分の、そのまた一部分の「ウイルス対策部分」ということになります。ですので、まずは庁内LAN刷新の部分からお話しすることにいたします。

-- 宜しくお願いいたします。

久住市長は、以前は民間で会社経営をしておりました。市長就任当初、まず呆然としたのが、庁内情報システムの非効率さであったそうです。

-- どのように非効率だったのでしょうか?

住民基本台帳を基本とした基幹系はそれなりに整っておりましたが、一般情報系がいかんせん非効率でした。

-- 具体的な例などありますでしょうか。

現在、久住市長はWebの市長室ページで交際費を公開するなど、行政情報は市民との共有財産であると位置づけ、様々な情報の公開・提供活動を行っています。その一環として、就任直後には、ホームページでメールアドレスを公開し、そこから市民の声を集め、内容ごとに各課に割り振るということをしようとしました。ところがこの時の手順と言うのが、来たメールをFDに格納して、それからFDを各課に持っていくという手作業体制でした。

-- うーん、それは確かに。。。。非効率ですね。。。。

一事が万事、この調子だったこともあり、市長より号令一下、庁内LANの全面見直しをすることが決定しました。

-- 庁内LANの全面見直し。。。つまり、LANからグループウエアからセキュリティから、すべての情報系システムの見直しをかけたということですね。

そうです。

-- 選定はどのように行ったのですか。

通常は、こちらで仕様を設定して、それに対して入札を求めるという仕組みをとりますが、今回は、近辺の主要3社に依頼して、総合案を提出してもらい、その上で最も優秀と思われる案を採用するという方式をとりました。なお評価の客観性を確保するために、シンクタンクにも比較評価を依頼しました。

-- 最終的に県内のある会社(以下 A社)の案が採用されております。どの辺りが良かったのでしょうか。

見附市の意向を考慮して、枯れた技術と新技術を要所要所で最適配置していただいておりました。たとえばGroupAccessといった技術の採用により、回線使用料が、トータルで節約できるといった効果がありました。実はコスト面で言えば、A社の案は決して最安ではありませんでした。ただ先のGroupAccessの例でも分かるとおり、複数年で考えた場合のトータルコストの削減性が随所に垣間見えました。


-- さてウイルス対策についてお伺いします。A社からはe500とManaged Total Protectionの組み合わせが提案されてきたわけですが、これを最初見てどのような印象でしたか?

まず、お断りしておかねばならないのは、ウイルス対策の提案ではなく、ファイアウオールや電源管理など総合的なセキュリティ提案のその一部として、ウイルス対策の提案をいただいたということです。さてA社の案の印象ですが、他の2社の提案においては、ウイルス対策管理において別サーバが必要であったのに対し、A社の方はサーバ不要のASP方式でした。この点が強く印象に残りました。

-- と言いますと?

別サーバを導入すると二つのコストがかかります。一つはサーバの代金、実費用。もう一つは、そのサーバを運用管理していかなければならないという維持コストです。ウイルス対策は重要ではありますが、それ自体が住民サービスの向上に直接貢献するものではないので、管理コストを割くに値する部分とも思えません。ですので、我々としてもサーバは持ちたくありませんでした。

-- その他の点はいかがでしたか?

それ以外の部分は、正直言って、いろいろ総合的に良い案を出してくださっているA社の選んだ製品なのだから、そうそう間違いもないだろうと思ったという部分もおおいにあります。


-- さて、現在、Managed Total Protectionやe500はどのように運用していらっしゃいますか?

本庁および出先の約400台にManaged Total Protectionを展開しています。メールの部分はe500でSMTP、HTTP, FTP, POP3を監視しています。

-- 使用感はいかがですか?

まったく意識することがないですね。非常に良い形で対策が実現できているように思います。

-- 運用はどのようになさっていますか。

現在は、A社の担当者の方に定期点検に来ていただいております。先日もMydoomなど大きなウイルスがありましたが、見附市内では、何ら問題はおきませんでした。現在、非常に良い形でアウトソーシングできていると思います。

-- なるほど。今日は貴重なお話を有難うございました。

さて、ここで上記A社の見附市担当Nさんに、「なぜManaged Total Protectionとe500を見附市に提案したのか」について伺ってみました。

-- このたび、見附市の庁内LAN刷新プロジェクトにおいてManaged Total Protectionとe500をご提案いただいております。選定のポイントは何だったのでしょうか。

マカフィーですとかの会社名にとらわれず、見附市様の環境に最も最適な製品を選ぶよう心がけました。まずManaged Total Protectionですが、これは更新が全自動である点やサーバが不要である点のほか、市内に点在する出先機関のことを考えて選びました。

-- と言いますと?

現在、出先機関はADSLで600Kぐらいの回線太さです。この状況を考えると数ある製品の中でManaged Total Protectionが最適であろうと思えたのです。

-- なるほど。

その他、管理レポートがWeb形式である点も良いと思えました。これでしたら、ウイルス定義ファイルの更新状況やウイルス検出状況を、見附市にわざわざ行かずとも、自社をはじめとするあらゆる場所で確認でき、迅速かつ確実な対応が可能になります。

-- e500についてはいかがでしたか。

これはPOP3に対応している点が最も重要な選定ポイントでした。現在は、SMTP、HTTP、FTP、POP3のすべてのプロトコルを検査しています。見附市のトラフィック状況と、e500のカタログスペックとを見比べても、特に問題はないように思われたので、全検査することにしました。遅くなったなどの不満は現状、特に出ておらず、まずは順調なところです。

-- なるほど。貴重なお話を有難うございました。


取材日:2004年2月

※上記の使用感がすべてのお客様で実感できることを保証するものではありません。詳しくは弊社パートナー、弊社営業、またはこちらまでお問い合わせください。

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