クラウド型セキュリティ製品の導入事例

「Managed Total Protection」は「SaaS Endpoint Protection」の旧製品名称です。
掲載内容、企業およびご担当者のプロフィールは取材当時のものです。
現在は変更されている可能性もございますのでご了承下さい。

両備バス

■業種:運輸 ■導入製品:Managed Total Protection, e500 ■導入台数:250台


今回は岡山県岡山市の両備バス株式会社におじゃまして、総務部総務課の井上さまにお話をうかがいました。また両備バスへのシステム導入を担当なさった株式会社リオスコーポレーション(同じく両備グループ会社)の一刀さまにも御同席いただきお話をうかがいました。





(井上さま)
両備バスは、明治43年設立の西大寺鉄道(株)を母体にして、昭和11年に設立された会社です。ここ岡山は、かつて「備前」、「備中」と呼ばれておりましたので、その両方で事業をしているという意味で「両備」という社名がつけられました。以来、両備グループの一員として、岡山県南のバス事業を中心に、地域の皆様に貢献させていただいております。



さて「両備バス」という社名から、バス事業のみの会社に思われがちなのですが、実際には物品販売や不動産・損保生保販売、自動車修理、そして旅行業なども行っております。また両備グループとして、岡山出身である竹久夢二の美術館も運営しております。



さて、ツアー企画など旅行業を行っているということもあり、当社の事業所はここ岡山のほか、札幌や東京、名古屋、福岡などにも散在しております。こうした事業所はもちろん小人数の小じんまりしたものですが、それでもPCは備えられており、そしてそうである以上、ウイルス対策をしないわけにはいかない。しかしそんな離れた事業所の定義ファイルの更新など、とてもチェックしきれません。総務部のわたしとしてはそれが永らく悩みの種でした。

-- 以前はどのような体制で更新をなさっていたのですか?

99年頃に、両備バス全体の情報化が本格化してきたので、まず通常のウイルススキャンを導入しました。私は総務部で、ネットワーク知識やウイルス対策知識は特に持ち合わせておりませんので、選定や運用に関してはリオスの一刀さんに全面的にお手伝いをいただきました。

昔のウイルススキャンは定義ファイルの更新がほんとうに大変でした。木曜日になると、1): ウイルス定義ファイルをダウンロードして社内のサーバに展開する。2):総務部より全社にメールして更新を促がす、という作業を毎週やっておりました。ですが、そうして呼びかけを行いましても、最初のうちは応えて更新してくださるんですが、だんだんやってくれなくなってきました。そうなると時たま大きいウイルスが出た時など、社内でも感染者が出てまいります。

これではいけないということで、一刀さんとも相談して、定義ファイルの更新を社内規定にするべきじゃないだろうか、罰則規定も盛り込もうかといったことも考えましたが、やはりさすがにそこまではできないということで、見送りになりました。それに、そうした規定を作った所で、倉敷や大阪の事業所PCの更新ができているのかいないのか、そもそも調べようがないのです。



(一刀さま)
いちばん困るのは遠く離れた事業所でウイルス感染が発生してしまった時ですね。先方からは、とにかく来てくれと言われますし、こちらとしても出向いてお手伝いしたいのはやまやまですが、しかし遠すぎて、さすがにそうもいかない。

やむなく電話で対応したりします。で、ウイルス感染の原因は、たいていは定義ファイルの更新忘れですとか、拡張子設定のモレとかなんですね。そこでそういう設定などをメールで、呼びかけたりしますが、正直、効果は不確か。

ましてや拡張子設定などになりますと、拡張子とは何ですかといった質問が発生することもあり、これはエンドユーザーに頼って設定するのはほとんど不可能です。またウイルス対策それ自体は、両備バスのみなさまの本業には、直接関係ないことなので、これをついつい忘れがちになるということも無理からぬことです。

こういう時に、優れたソリューションを見つけ出してエンドユーザーのお役に立つのが我々システム業者の仕事だとも言えます。そうした折り、マカフィーの管理ソリューションで、ePOとManaged Total Protectionという二つの製品を知ることができましたので、さっそく社内で比較検討に入りました。当社の開発系の者はePOがいいだろうと言っておりましたが、私は、両備バスさまの運用状況やシステムインフラの前提、そして全国への拠点の散らばり具合などなどを考慮した場合、Managed Total Protectionの方が適切だろうと考えました。ePOは、やる気になれば非常にきめ細かい設定が可能で、レポート機能も充実していますが、しかしそれらを活用するには、まさにそうした設定を、誰かが手間をかけてやらなければならない。そうした要員はいないわけですから、だったら手放し全自動のManaged Total Protectionがいいだろうと思ったのです。



-- Managed Total Protectionの御感想はいかがですか。

(井上さま)
もう更新よびかけメールを出す必要はなくなりました。むかしと比べると、もうすっかり楽になりましたねえ。ふだんはウイルス対策のことは忘れることができています。安泰です。

(一刀さま)
まず、全自動というのがいいですね。次に動作が軽いということ。導入に先立ち、Managed Total Protectionのホームページはくまなく印刷して目を通しました。導入事例も、ひととおり読みまして、その中でジュビロ磐田さんセキュリティ企業さんが、動作が軽いということをおっしゃっていたので、それは良いと思いました。

あとは運用面では、管理レポートによって、定義ファイル更新状況が全拠点一覧できるのがいいですね。またWeb形式なので、両備バスさまと当社とで、パスワードを共有することで、同じレポートを共有できて、これも便利です。インストールにCDがいらないのもいいですね。手順をメールで伝えて、あとはユーザーがクリック・クリックで済みました。

また両備バスさまの場合、昔のウイルススキャンからの乗り換えだったので、ということはManaged Total Protectionのインストールに先立ち、まず古いウイルススキャンをアンインストールしなければなりませんが、これについてはManaged Total Protectionに備わっていた、「ウイルススキャン・アンインストール機能」を使って、ほぼ手間なく進めることができました。



-- e500ゲートウエイ対策も導入なさっているようですね。

(一刀さま)
これは、両備バスさまのみならず、両備グループ全体のメールのウイルス検査に活用しております。実はわたしたちリオスコーポレーションも両備グループの一員なので、グループ各社のメール機能は、物理的に当社にインフラを設置して運用しております。そういう状況なので、ここに一括してウイルス検査をかければ、グループ全体のウイルス対策が費用効果的に行えると考えたのです。

e500とManaged Total Protectionの組み合わせにより、現在、非常に効率の良い対策を施すことができております。井上さまも肩の荷がおりたようで、わたくしとしても嬉しい限りです。これからも良い製品とサービスを継続供給してください。

-- 今日は、貴重なお話をありがとうございました。


■両備バス株式会社
明治43年に西大寺鉄道(株)として創業し、バス業界屈指の実績を誇る一方、積極的な経営多角化で地域社会に密着した「遊・食・住」の幅広い分野に渡って事業展開を行っている。と同時に、「経営即教育体」の理念を掲げ、時代を拓く人材育成に力を入れ、各事業部門では平成12年から導入されたカンパニー制により、各カンパニー執行責任者が全面的な信任を受け、独立採算性による運営を行っており、その基盤は常に前進する社員一人ひとりが支えている。また、2つの財団法人を設立し、郷土の文化・学術・スポーツ・教育の関係者に助成金を贈呈するなどその発展に寄与。美術館の運営等郷土の企業文化の創造に努めている。

取材日:2002年12月


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