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クラウド型セキュリティ製品の導入事例

「Managed Total Protection」は「SaaS Endpoint Protection」の旧製品名称です。
掲載内容、企業およびご担当者のプロフィールは取材当時のものです。
現在は変更されている可能性もございますのでご了承下さい。

トヨタレンタリース山梨

■業種:卸売・小売業 ■導入製品:Managed Total Protection ■導入台数:53台

今回は山梨県中巨摩郡の(株)トヨタレンタリース山梨の先進事例を紹介します。総務部の長沢さまにお話をうかがいました。



-- 車のレンタル業の情報システムというのけっこう複雑だと聞いたのですが。

通常のレンタル業のシステムですと、何か商品があって、それが貸し出されたらその旨を入力し、戻ってきたらその旨を入力し。。。の繰り返しだと思います。品目が多くて細かくて大変ですが、理屈自体はシンプルだと思います。一方、車のレンタル業のシステムというのは、貸し出し品すなわち車の台数や種類については、通常のレンタル業よりも少ないと思いますが、しかし一点、異なる点があります。それは通常のレンタル品と違ってクルマは「動く」ということです。

-- と言いますと...?

例えば、ある営業所で借りられたレンタカーが、またその営業所に戻ってくるのなら普通のレンタルと同じです。しかしレンタカーの場合、借りた場所と返す場所が違うという、例えば甲府駅前店で借りて大月駅前店で返却するような、いわゆる「乗り捨て」というのが良くあります。そしてそういうパターンが続くとどうなるか。例えばの話、どこかの営業所にやたらにクルマが溜まってしまうのです。これではバランスが宜しくないので、予約状況などなどを見ながら上手に振り分けていかなければならない。しかも道路のダンドリも考えて、なるべく走行距離が少なくなるように、つまりガソリン代などの経費が最小にできるようにダンドリを立てねばならないわけです。

-- なるほど、このダンドリは複雑そうですね。コンピュータにその段取りを立てさせているわけでしょうか?

そうなのですが、これがなかなかの難物です。ある時、こんな命題をコンピュータに与えました。「予約はかくかくの状況なので、この営業所にクルマを手配したいのだが、どこの営業所からどういう風に持ってくるのが効率が良いか」。。。。。マシンが黙り込んでしまいましたね。ハングしたのかと思えばそうでもない、必死に考えているんですね。2時間ほどしてようやく答を返してくれました。コンピュータが二時間考え込むなんてよほどのことだと思いました。

-- わたしは元技術者なんですが、それを聞いて「巡回セールスマン問題」を思い出しました。X個所の拠点をセールスマンが巡回するとして最短ルートはどういう順かを調べるというものです。問題は簡単なのですが、たとえば32個所の最短経路をまともに計算すると何と261兆年かかるという。要するに宇宙のはじまりからおわりまでの時間、計算しつづけても全然足りないという問題です。

うーむ、確かにウチの拠点も山梨県内に10個所ありますから、それなりに複雑さなのかもしれませんね。





-- トヨタレンタリース山梨さまがウイルス対策に本格的に取り組むようになったきっかけはどのようなものでしょうか。

きっかけは、2002年12月のウイルス感染です。なかなか痛い経験をいたしました。私たちのこの体験は、他のレンタカー業のみなさまにもあるいはお役に立てるかもしれないので、今日は思い切ってお話してみることにします。

-- よろしくお願いいたします。

レンタカー業界というのは、お客様との連絡は電話中心であり、メールやり取りをすることはほとんどありませんし、変な言い方ですが「ウイルスの来やすさ」というのは低い業界です。事実、当社にも2002年12月以前にはウイルスが来たことはありませんでした。

ところが2002年の12月のある日になって、何が原因かは分からないんですが、あるマシンにOpaservというウイルスが侵入してしまいました。それが原因で、県内各地の他のマシンにもネットワーク経由で感染してしまい、マシンはほぼ全滅状態になりました。この時は、駆除ツールを使って対処しました。

この時、協力企業にウイルス対策の見積もりを頼みました。その時、推薦されたソフトは量販店などで良く売られているもので、私も自宅で使った経験がありますが、動作がなかなか重かった印象があり、少し躊躇したので見送りました。

その当時のOpaservが感染したマシンというのは旧NEC PC9801機にWindows 95を搭載していたという、2002年の水準から言うと、なかなかのロー・スペックのマシンだったので、そうした重いソフトが安定稼動するとは到底思えませんでした。

あとは見積り額がけっこうな値段だったことも見送りの理由のひとつでした。その時点では駆除ツールなど駆使して、一応の対処は完了していたわけであり、喉元過ぎれば何とか。。。ではありませんが、まあ、とりあえず大丈夫だろうということでやり過ごしたのです。しかしこの時の甘い考えが、その3ヶ月後にとんでもない事態を招こうとは、この時には知る由もありませんでした。





あれは忘れもしない2003年4月8日のことでした。どうもネットワークが重い、変だなあ、というのが第一印象でした。そうこうしているうちにプロバイダから異様なアクセスが発生している旨、警告が来ました。次いで、営業所からは、PCが重くて予約が入れにくくなっていると苦情の電話が来ました。これはおかしいと思い、マシン部屋に行ってルータを見たらハブのランプが点滅しっぱなし。もう間違いありません、ウイルスです。あのOpaservにまた感染していました。

落ち着いて調べた結果、ほぼ全営業所の全マシンがOpaservにやられていることがわかりました。そうして全拠点の全マシンが相互に攻撃し合っているという、いわば営業所間相互のDDoS攻撃のような壮絶な事態に発展していたのです。





再び侵入してきたのか、それとも前回駆除したつもりが、完全に駆除できずに残っていたOpaservがいたのか。。。。ともあれのんびり原因追求をしている余裕はありません。とにかく駆除しなければならない。はじめは駆除ツールを使ってだましだまし対処していましたが、駆除したと思ったらまた感染しての繰り返しでどうにも上手くいきません。

そしてその最中にもレンタカー業務は待った無しです。予約システムは止めるわけにはいきません。だがしかしウイルスは駆除しなければならない。最初はだましだまし運用していましたが、結局ラチが飽かなくなったので遂に決断しました。ネットワークをいったん止めようと。

それからの詳細は長くなるので省略しますが、とにかく協力システム会社に来ていただき、全53台のマシンをすべてフォーマットして再インストールしました。そのあいだのレンタカー業務に関しては、コンピュータが無かった時代の運用に立ち戻りました。要するに予約のすべてを帳面につけて管理したということです。そのデータは、システム復旧後にいっせい入力しました。

ネットワークを止めてから復旧するまでに四日はかかりました。帰宅も午前様が続いてへとへとになりました。

しばらくして再インストールをしてもらったシステム会社から作業代金の請求書が来ました。なかなかの金額でした。何といいましょうか、今回導入したManaged Total Protection 53台分が2セット買えるぐらいの額でした。まいりましたね。





私もシステム会社も「もうこんな経験は二度としたくない」ということで意見が一致したので、いよいよ本格的に対策ソフトを導入することにしました。そしてシステム会社が推薦してきたのがManaged Total Protectionです。

当社はレンタカー業ですので各拠点の従業員は、接客のプロではあっても、コンピュータ知識となると、正直それほど高くありません。各拠点のマシンも決してハイスペックのものではありません。

Managed Total Protectionは、そういう状況を知りぬいている会社が持ってきたソフトなのでまずはまちがいないだろうと思いました。とはいえ念のため自分でもWebなどで調べてみましたが、なるほど納得の仕様でした。

まず更新が全自動というのはすばらしいことです。レンタカー業は、県内各地に営業所が散らばっている多拠点業種です。各営業所のウイルス対策の、しかも定義ファイルの更新といった細かいことにまで気を回せる人間はまずおりませんし、そもそもそれは優先業務ではありません。本業はあくまでもお客様サービスです。だから全自動というのはよいと思います。

また、ウイルス発見時にも選択の余地なく駆除・削除してくれるのも助かります。ウイルス発見時に、「*** ウイルスを発見しました。*** しますか? *** しますか? それとも*** いたしますか? 選択してください」といった「選択の自由」、これは必要ありません。そんなことで選択を求められても現場の従業員は途方にくれるだけです。

その点Managed Total Protectionは、全自動で選択の余地なく処理してくれるので助かります。このことは自分で「EICARテスト疑似ウイルス」をメールに添付して送付したりして目視確認しました。





また動作が軽いと言うのも助かります。私は個人的にもコンピュータが好きで、自宅ではマシン数台をつなげて家庭内LANを実施しております。ウイルス対策ソフトについても主要三社のものをひととおり使った経験があります。

それら各ソフトと比べてもManaged Total Protectionはいちばん軽い。非常に無駄のない設計になっているのでしょうね。対応OSについてもほとんどすべてのWindowsで動きますし、IEのバージョンも選ばないのも楽です。

-- サポート体制についてはいかがですか。

実はまだ問い合せをしたことがありません。だから評価できないですね。不具合もないし、操作方法についての疑問もないので、問い合せする必要がないんです。

定期的にメールが来て、そこで定義ファイル更新情報やウイルス情報が分かりますが、あのサービスはマメで良いですね。

現在、全拠点および本社のクライアントとサーバ合わせて53台にインストールしています。OSの内訳はWindows98が80%、Windows95が10%、残りが2000という構成です。

現場の従業員は、ウイルス対策が導入されたことにすら気づいていないようです。みなさんの意識の中では、「ある日、協力会社の人が来て、何か知らないがちょこちょこっとパソコンいじって帰っていったなー。それいらい、タスクバーに[ V ]アイコンが出るようになったけど、これ何なんだろう」といったぐらいの話だと思います。

-- 4月のOpaserv以来、ウイルスは来ていますか?

それがこないんですね。パタリと止みまして、現在はウイルスは来ていません。変な言い方ですが、クレズぐらいは来ても不思議はないのに。。。とも思いますが、来ないですねえ。となるとあのOpaservの侵入は何だったんだろうかと思います。ウイルスというのは普段来なくても、いったん来たら一気に広まってしまうものであるということを実感しました。

-- 今日は貴重なお話をありがとうございました。
10/10追加情報:

先頃、危険度「中」で警告されたSwenウイルスがトヨタレンタリース山梨様のマシンにも来ておりましたが。この点につき電話でお伺いしました。


-- Swenウイルスが見つかったとのことですが?

けっこう多くやってきましたがManaged Total Protectionで防げました。

-- 「レンタカー業はウイルスは来にくい業種。普段はウイルスはほとんど来ない」とのことでしたが、ついに来てしまいましたね。

やっぱり来る時は来るものですね。ともあれManaged Total Protectionで備えをしておいてよかったと思いました。助かりました。





取材日:2003年6月

※上記の使用感がすべてのお客様で実感できることを保証するものではありません。詳しくは弊社パートナー、弊社営業、またはこちらまでお問い合わせください。

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