DAT 5958 の定義ファイルにおいて、Windows の主要ファイルである svchost.exe を誤認することが確認されました。
本障害は、Microsoft Windows XP SP3 をご利用の環境で発生します。その他の OS では発生しません。
- VirusScan Enterprise (以下 VSE) 8.7i をご利用で、[有効なプロセス] オプションを有効にしている場合
- VSE 8.5i、VSE 8.7i をご利用で、[実行中のプロセス] を対象とし、オンデマンドスキャンを行った場合
回避策
本修正のための DAT 5959 をリリースさせていただきました。弊社ダウンロードサイトより、最新の DAT をダウンロードし、適用してください。
svshost.exe が隔離、削除された場合の復旧手順:
- 障害が発生しているPCをセーフモードで起動します。
- ログイン後、Windows キー + E などで Explorer を起動します。
svchost.exe が起動していないため、タスクバーが表示されない場合があります。
- C:\Windows\System32 配下の svchost.exe を確認します。
svchost.exe がない、またはサイズが 0 バイトの場合は、下記に記載の [隔離マネージャからの復旧] または [手動復旧] の手順を実行します。
svchost.exe があり、サイズが正しい場合は、DAT を 5959 以降に更新してください。
●ツールによる復旧
- 以下の URL からツールをダウンロードします。
http://download.nai.com/products/mcafee-avert/tools/SDAT5958_EM.exe
ツールは、障害の発生していない端末でダウンロードし、CD などのメディアにコピーします。
※USBデバイスは使用できない可能性があります。
- 問題となっている端末に、4で作成した CD などを挿入します。
- Windows キー + R でファイル名を指定して実行を表示させるか、2 で起動した Explorer から cmd.exe を実行します。
(svchost.exe が起動していないため、スタート メニューを表示できない場合があります。)
- 以下のコマンドを実行し、ハードディスクにコピーします。
例) copy d:\SDAT5958_EM.exe c:\
※本ツールは、読み取り専用のドライブからは実行できません
- 2で起動した Explorer から7でコピーしたフォルダを開きます (上記の例では C:\) 。
- SDAT5958_EM.exe をダブルクリックし実行します。
- [次へ] をクリックし先に進みます。
- 処理が開始されます。完了したら、[Finish] ボタンをクリックして画面を終了します。
- 再起動後 DAT を更新し 5959 以降にします。
DAT の更新は、特に指定はありません。いつも行っている更新方法で行ってください。
●隔離マネージャからの復旧
- 2で起動した Explorer から以下のファイルを実行します。
c:\program files\mcafee\virusscan enterprise\mcconsol.exe
(svchost.exe が起動していないため、スタート メニューを表示できない場合があります。)
- 有効なプロセスのスキャンをオフにします。
※本手順は VSE 8.7i をご利用の方のみ行います。
- [オンアクセススキャン] をダブルクリックします。
- [一般] タブにある [有効なプロセス] のチェックをオフにします。。
- [OK] ボタンをクリックして設定を反映させます。。
- VirusScan コンソールから、[Quarantine Manager のポリシー]を起動します。
- [マネージャ]タブをクリックします。
- 脅威の名称が W32/Wecorl.a の行を右クリックします。
- 表示されたメニューから [復元] をクリックします。
- 確認メッセージが表示されます。 [はい] をクリックします。
復元完了メッセージが表示されます。失敗した場合は手動復旧の手順を実行してください。
- 再起動後 DAT を更新し 5959 以降にします。
DAT の更新は、特に指定はありません。いつも行っている更新方法で行ってください。
●手動復旧
- 有効なプロセスのスキャンをオフにします。
※本手順は VSE 8.7i をご利用の方のみ行います。
- 2で起動した Explorer から以下のファイルを実行します。
c:\program files\mcafee\virusscan enterprise\mcconsol.exe
- [オンアクセススキャン] をダブルクリックします。
- [一般] タブにある [有効なプロセス] のチェックをオフにします。
- [OK] ボタンをクリックして設定を反映させます。
- Windows キー + R でファイル名を指定して実行を表示させるか、2 で起動した Explorer から cmd.exe を実行します。
(svchost.exe が起動していないため、スタート メニューを表示できない場合があります。)
- コマンドプロンプトが起動します。以下のコマンドを実行します。
copy c:\windows\ServicePackFiles\i386\svchost.exe c:\windows\system32
または
copy c:\windows\system32\dllcache\svchost.exe c:\windows\system32
(svchost.exe が起動していないため、コピー & ペースト ができない場合があります。)
- DAT を5959 以降にします。
DAT の更新は、特に指定はありません。いつも行っている更新方法で行ってください。
上記手順でも復旧できない場合:
上記手順で復旧できない場合は、正常に稼働している端末から svchost.exe をコピーし問題となる端末にコピーする必要があります。
- 正常に稼働している端末から以下のフォルダにある svchost.exe を CD などのメディアにコピーします。
※USBデバイスは使用できない可能性があります。
- 障害が発生しているPCをセーフモードで起動します。
- 有効なプロセスのスキャンをオフにします。
※本手順は VSE 8.7i をご利用の方のみ行います。
- Windows キー + E などで Explorer を起動し、以下のファイルを実行します。
c:\program files\mcafee\virusscan enterprise\mcconsol.exe
- [オンアクセススキャン] をダブルクリックします。
- [一般] タブにある [有効なプロセス] のチェックをオフにします。
- [OK] ボタンをクリックして設定を反映させます。
- Windows キー + R でファイル名を指定して実行を表示させるか、3-i で起動した Explorer から cmd.exe を実行します。
- コマンドプロンプトが起動します。以下のコマンドを実行します。
copy d:\svchost.exe c:\windows\system32
※ d:\svchost.exe の箇所はお客様のコピーしたメディアのフォルダ、ドライブ構成に応じて変更してください。
- DAT を5959 以降にします。
DAT の更新は、特に指定はありません。いつも行っている更新方法で行ってください。
掲載日 2010/04/22