インクリメンタルスキャンは、オンデマンドスキャンが一定時間内で終了しなかった場合、次回のタスク起動時に、前回スキャンしたファイル以降のフォルダ・ファイルからスキャンを再開する機能です。
ファイル数の増加に伴い、長時間オンデマンドスキャンが稼動する場合があります。オンデマンドスキャンの時間を限定したい場合、インクリメンタルスキャンにより、1回で終わらないスキャンタスクも複数回のタスクでファイルをスキャンすることが可能になります。
インクリメンタルスキャンは以下のような条件の場合、自動的に行われます。
※ 手動でタスクを実行した場合は、保存状態がリセットされます。また、複数のオンデマンドスキャンタスクを設定した場合は、複数のタスク間での継続処理は行われません。
- オンデマンドスキャンが指定した時間で完了しなかった場合
負荷が高くない、昼の時間のみや深夜の時間帯のみにスキャンを行いたい場合など、この設定が有効になります。
以下のようにスケジュールに設定し、時間外となった場合、一旦オンデマンドスキャンが停止され、次回のタスク起動時に前回終了したファイルからスキャンが再開されます。
- ウイルススキャンコンソールを起動します。
- 設定したいスキャンタスクのプロパティを開きます。
- [スケジュール]ボタンをクリックします。
- [タスク]タブにある[次の時間実行が続く場合は停止する]にチェックを入れます。
- 指定の時間または分を設定し、[OK]を押します。
- ウイルススキャンコンソールを終了します。
例)
昼の12時から13時にのみスキャンを行いたい場合は、スケジュール設定を以下のようにし、タスクの設定を1時間後に停止するように設定します。
タスクの実行:毎日
開始時刻:12:00
ランダム化を有効にする:無効
実行し損ねたら実行する:無効
次の時間実行が続く場合は停止する:時を"1"に、分を"0"に設定
- オンデマンドスキャン中にOSのシャットダウンが行われた場合
オンデマンドスキャン中にOSがシャットダウンされた場合は、自動的にその時点のスキャン状態が記憶されます。その後、再度タスクが実行された場合、終了時点からスキャンが再開されます。
ファイルスキャンの情報は以下のレジストリに記録されます。
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\McAfee\DesktopProtection\TaskLastData\{scan ID}]
掲載日 2009/06/15