・Android/FakeLookout.AはLookout Mobile Securityアプリケーションのアップデートとして公式マーケットであるGoogle Playで配布されていることが確認されました。
・アプリケーションのインストール前に、WRITE_EXTERNAL_STORAGE、RECEIVE_BOOT_COMPLETED、RECEIVE_SMS、SEND_SMS、ACCESS_FINE_LOCATION、GET_ACCOUNTS、READ_SMS、WRITE_SMSという疑わしい許可が要求されます。
・ユーザがアプリケーションをダウンロードしてインストールしても、メインメニューにアイコンは表示されません。マルウェアがデバイスにインストールされているかどうか確認する唯一の方法は、「ダウンロードされた」アプリケーションのリストを確認する方法だけです。
・インストール後、Bluetooth、Wi-Fiといったワイヤレス接続の変更、外部メディアストレージでの動作、新しいアプリケーションのダウンロードやインストールなど、乗っ取ったデバイスでの大量のイベントにより、Android/FakeLookout.Aを起動できます。これらのイベントのうちの1つが発生すると、Android/FakeLookout.Aは、「dataCache」フォルダに格納されたファイルのアップロードの実行、リモートサーバから送信されたコマンドの受信のスケジュールを設定する(システムアラームを毎分使用)悪質なサービスである「UploadService」を起動します。Android/FakeLookout.Aによって実装されるコマンドは以下のとおりです。
- clearFileList: リモートFTPサーバにアップロードされた、SDカードのdataCacheフォルダに格納されているすべてのファイルを削除します。
- getDir: アップロードフォルダにあるすべてのファイルが記載されたテキストファイルを作成します。
- clearAlarm: Alarm Managerをリセットします。
- getTexts: 乗っ取ったデバイスのすべてのSMS、MMSメッセージ(発信元、日付、本文、画像)を取得し、テキストファイルとしてアップロードフォルダにコピーします。
- getFile: 特定のファイルがDCIMフォルダ(またはC&Cサーバで指定されたフォルダ)に存在するかどうか確認し、見つかった場合はアップロードフォルダにコピーします。
- getSize: デフォルトのフォルダのサイズを取得し、アップロードフォルダにあるファイルにその情報を格納します。
・サービスがシステムアラームによって実行されるたびに、ファイルが圧縮され、FTPサーバにアップロードされます。
・乗っ取ったデバイスから盗み出されたファイルは「/home/ftpuser/android_id」フォルダに格納されます。