ウイルス情報

ウイルス名 危険度

FakeAlert-Krypt

企業ユーザ: N/A
個人ユーザ: N/A
種別 トロイの木馬
最小定義ファイル
(最初に検出を確認したバージョン)
5890
対応定義ファイル
(現在必要とされるバージョン)
5894 (現在7634)
対応エンジン 5.2.00以降 (現在5600) 
エンジンバージョンの見分け方
情報掲載日 2010/03/02
発見日(米国日付) 2010/03/01
駆除補足 ウイルス駆除のヒント
概要 ウイルスの特徴 感染症状 感染方法 駆除方法

概要

・FakeAlert-Kryptは偽の警告を行うトロイの木馬です。名前の通り、乗っ取ったユーザのシステムに偽の警告を表示します。実際にはそうではありませんが、ユーザのシステムが多大な悪影響を受けているように装います。その後、偽のバルーンヒントを表示し、乗っ取られたユーザがクリックすると、偽のウイルス対策ソフトウェアを購入するよう促します。

・FakeAlert-Kryptは完全に自動でインストールされ、システムでウイルススキャンを実行します。ウイルスを検出したと偽り、システムからウイルスを駆除するため、製品を登録するよう要求します。

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ウイルスの特徴

・実行時、FakeAlert-Kryptは以下のレジストリキーを作成します。

  • HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Internet Explorer\PhishingFilter
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Internet Explorer\PhishingFilter
  • HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\ZoneMap\Domains\buy-security-essentials.com
  • HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\ZoneMap\Domains\download-soft-package.com
  • HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\ZoneMap\Domains\download-software-package.com
  • HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\ZoneMap\Domains\download-software-package.com
  • HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\ZoneMap\Domains\is-software-download.com
  • HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\ActiveDesktop
  • HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System
  • HKEY_CURRENT_USER\Software\SE2010

・以下のレジストリ値がシステムに追加されます。

  • [HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Internet Explorer\PhishingFilter]
  • "Enabled" = 00, 00, 00, 00
  • [HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer]
  • "EnableAutoTray" = 00, 00, 00, 00
  • [HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer]
  • "NoActiveDesktopChanges" = 01, 00, 00, 00
  • [HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer]
  • "NoSetActiveDesktop" = 01, 00, 00, 00
  • [HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System]
  • "DisableTaskMgr" = 01, 00, 00, 00
  • [HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run]
  • "Security essentials 2010" = C:\Program Files\Securityessentials2010\SE2010.exe
  • [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\policies\ActiveDesktop]
  • "NoChangingWallpaper" = 01, 00, 00, 00
  • [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\policies\Explorer]
  • "NoActiveDesktopChanges" = 01, 00, 00, 00
  • [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\policies\Explorer]
  • "NoSetActiveDesktop" = 01, 00, 00, 00
  • [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\policies\system]
  • "EnableLUA" = 00, 00, 00, 00
  • [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run]
  • "smss32.exe" = C:\WINDOWS\system32\smss32.exe

・以下のレジストリ値が改変されます。

  • [HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Internet Explorer\Desktop\General "Wallpaper"]
  • %SystemRoot%\system32\warnings.html
  • [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon "Userinit"]
  • C:\WINDOWS\system32\winlogon32.exe

  • c:\Documents and Settings\%User%\Application Data\Microsoft\Internet Explorer\Quick Launch\Security essentials 2010.lnk (788バイト)
  • c:\Documents and Settings\%User%\Desktop\Security essentials 2010.lnk (788バイト)
  • c:\Documents and Settings\%User%\Start Menu\Security essentials 2010.lnk ( 770バイト)
  • c:\Program Files\Securityessentials2010\SE2010.exe (1,496,576バイト)
  • c:\%WinDir%\%SystemDir%\41.exe (0バイト)
  • c:\%WinDir%\%SystemDir%\helpers32.dll (24,576バイト)
  • c:\%WinDir%\%SystemDir%\smss32.exe (43,520バイト)
  • c:\%WinDir%\%SystemDir%\warnings.html (4,278バイト)
  • c:\%WinDir%\%SystemDir%\winlogon32.exe (43,520バイト)

・背景が変更され、以下のようなメッセージが表示されます(注:背景の色はランダムで、マシンが感染するたびに変わります)。また、アイコンの背景色が赤に変わります。

・ユーザが「OK」ボタンをクリックすると、メインプログラムがロードされ、偽のハードディスクドライブのスキャンが開始されます。

・FakeAlertを閉じることはできますが、以下のようなポップアップメッセージや更新メッセージがタスクバーに表示され続けます。

・乗っ取られたユーザがアプリケーションを開こうとすると、ファイルが感染していて実行できないため、FakeAlertを購入するよう促す以下のような警告メッセージ/バルーンヒントが表示されます。

・以下のドメインにアクセスする可能性があります。

  • For-su[削除]-se.com
  • 88.80.[削除]9
  • Winter-sm[削除].com

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以下の症状が見られる場合、このウイルスに感染している可能性があります。

  • システムがひどく感染しているかのような偽の警告を表示します。
  • レジストリを改変します。
  • ユーザをだまし、偽のウイルス対策ソフトウェアの購入を促します。

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感染方法

・トロイの木馬は自己複製しません。多くの場合、その実行可能ファイルに何らかの利益があると思わせて手動で実行させることにより繁殖します。IRC、ピアツーピアネットワーク、ニュースグループへの投稿、スパムメールなどを通じて配布されます。

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駆除方法

■現行のエンジンとウイルス定義ファイルを使用して、検出・駆除して下さい。

システムスタートアップをフックするためのシステムレジストリ、INIファイルの修正は、推奨エンジン/ウイルス定義ファイル以上を使用した場合は正常に駆除されます。

Windows ME/XPでの駆除についての補足

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