ウイルス情報

ウイルス名 危険度

FakeAlert-XPAntivirus

企業ユーザ: 低
個人ユーザ: 低
種別 トロイの木馬
最小定義ファイル
(最初に検出を確認したバージョン)
5375
対応定義ファイル
(現在必要とされるバージョン)
5375 (現在7634)
対応エンジン 5.2.00以降 (現在5600) 
エンジンバージョンの見分け方
情報掲載日 2010/03/09
発見日(米国日付) 2008/09/02
駆除補足 ウイルス駆除のヒント
概要 ウイルスの特徴 感染症状 感染方法 駆除方法

概要

・FakeAlert-XPAntivirusは偽の警告を行うトロイの木馬です。名前の通り、乗っ取ったユーザのシステムに偽の警告を表示します。実際にはそうではありませんが、ユーザのシステムが多大な悪影響を受けているように装います。その後、偽のバルーンヒントを表示し、乗っ取られたユーザがクリックすると、偽のウイルス対策ソフトウェアを購入するよう促します。

・FakeAlert-XPAntivirusは完全に自動でインストールされ、システムでウイルススキャンを実行します。ウイルスを検出したと偽り、システムからウイルスを駆除するため、製品を登録するよう要求します。

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ウイルスの特徴

・以下のプロセスが動作している場合、FakeAlert-XPAntivirusは実行されません。

  • procexp
  • procmon
  • regmon
  • filemon
  • tcpview
  • unlocker
  • wireshark
  • malzilla
  • vbox
  • httpanalyzer
  • hijackthis

・上記のプロセスの動作中にFakeAlertを実行しようとすると、以下のエラーメッセージが表示されます。

・以下のレジストリキーが追加されます。

  • HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall
  • HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall\PersonalSec
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\7EBF15E8D1AED23644150C126E17253B

・以下のレジストリ値が追加されます。

  • HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run ["PersonalSec"]
  • データ: C:\Program Files\PersonalSec\psecurity.exe
  • HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall\PersonalSec ["DisplayIcon"]
  • データ: C:\Program Files\PersonalSec\psecurity.exe
  • HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall\PersonalSec ["DisplayName"]
  • データ: Personal Security
  • HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall\PersonalSec ["UninstallString"]
  • データ: C:\Program Files\PersonalSec\psecurity.exe -uninst
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Security Center ["FirstRunDisabled"]
  • データ: [空欄]

・以下のレジストリキーが改変されます。

  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Security Center ["AntiVirusDisableNotify"]
  • 改変後のデータ: [空欄]
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Security Center ["AntiVirusOverride"]
  • 改変後のデータ: [空欄]
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Security Center ["FirewallDisableNotify"]
  • 改変後のデータ: [空欄]
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Security Center ["FirewallOverride"]
  • 改変後のデータ: [空欄]
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Security Center ["UpdatesDisableNotify"]
  • 改変後のデータ: [空欄]

・以下のフォルダが作成されます。

  • c:\Documents and Settings\All Users\Start Menu\PersonalSec
  • c:\Program Files\Common Files\PersonalSecUninstall
  • c:\Program Files\PersonalSec

・以下のファイルがドロップ(作成)/ダウンロードされます。

  • c:\Documents and Settings\Administrator\Application Data\Microsoft\Internet Explorer\Quick Launch\PersonalSec.lnk (サイズ: 764バイト)
  • c:\Documents and Settings\Administrator\Desktop\Personal Security.lnk (サイズ: 746バイト)
  • c:\Documents and Settings\All Users\Start Menu\PersonalSec\Computer Scan.lnk (サイズ: 1,608バイト)
  • c:\Documents and Settings\All Users\Start Menu\PersonalSec\Help.lnk (サイズ: 1,560バイト)
  • c:\Documents and Settings\All Users\Start Menu\PersonalSec\Personal Security.lnk (サイズ: 752バイト)
  • c:\Documents and Settings\All Users\Start Menu\PersonalSec\Registration.lnk (サイズ: 1,604バイト)
  • c:\Documents and Settings\All Users\Start Menu\PersonalSec\Security Center.lnk (サイズ: 756バイト)
  • c:\Documents and Settings\All Users\Start Menu\PersonalSec\Settings.lnk (サイズ: 1,596バイト)
  • c:\Documents and Settings\All Users\Start Menu\PersonalSec\Update.lnk (サイズ: 1,592バイト)
  • c:\Program Files\Common Files\PersonalSecUninstall\Uninstall.lnk (サイズ: 754バイト)
  • c:\Program Files\PersonalSec\psecurity.exe (サイズ: 1,409,536バイト)

・FakeAlertが実行されると、以下の画面が表示されます。

・FakeAlertはユーザのハードディスクの偽のスキャンを開始します。

・偽のスキャンが完了すると、マシンが感染していると偽り、駆除したいかどうか尋ねます。

・FakeAlertは最小化して閉じることができますが、以下のようなポップアップメッセージを表示し続けます。

・FakeAlertが動作している間、他のアプリケーションを実行することはできません。また、FakeAlertはすべてのデスクトップ項目を隠します。

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以下の症状が見られる場合、このウイルスに感染している可能性があります。

  • システムがひどく感染しているかのような偽の警告を表示します。
  • レジストリを改変します。
  • ユーザをだまし、偽のウイルス対策ソフトウェアの購入を促します。
  • デスクトップ項目が見えなくなります。

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感染方法

・トロイの木馬は自己複製しません。多くの場合、その実行可能ファイルに何らかの利益があると思わせて手動で実行させることにより繁殖します。IRC、ピアツーピアネットワーク、ニュースグループへの投稿、スパムメールなどを通じて配布されます。

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駆除方法

■現行のエンジンとウイルス定義ファイルを使用して、検出・駆除して下さい。

システムスタートアップをフックするためのシステムレジストリ、INIファイルの修正は、推奨エンジン/ウイルス定義ファイル以上を使用した場合は正常に駆除されます。

Windows ME/XPでの駆除についての補足

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