・WinCE/FakeCameraPatch.Aは「CameraSPlife.CAB」という名前のファイルで配布されます。カメラの修正プログラムと一緒にパッケージ化されています。
・WinCE/FakeCameraPatch.Aは以下の実行ファイルをデバイスにドロップ(作成)します。
- \Program Files\Patch\MoveFile.txt
- \Program Files\Patch\Customize.mle
- \Program Files\Patch\CeSetup.vh
- \Program Files\Patch\_Camera_Sensor.bg
- \Program Files\Patch\_Camera_Sensor1.bg
- \Windows\AppMgr\JAM Camera Patch\STPA000.dll
- \Program Files\Patch\CeSetup.dll
・「STPA000.dll」は、cabパッケージがインストールされるとシステムによって呼び出されるセットアップライブラリです。「MoveFile.txt」(.exeファイルの名前を変更したプログラム)を実行します。また、分析を遅らせるため、ランタイム時に起動するプログラムの文字列を作成します。
・「MoveFile.txt」は「\Program Files\Patch\Customize.mle」、「\Program Files\Patch\CeSetup.vh」ファイルをそれぞれ「\Windows\Startup\screen.exe」、「\Windows\msgr.dll」にコピーする実行ファイルです。「screen.exe」はデバイスの起動時に自動的に動作するように設定されます。スタートアップディレクトリが「Startup」でない英語以外のデバイスでは正常に機能しません。また、「MoveFile.txt」には、レジストリを改変し、無署名のアプリケーションをインストールする際のセキュリティプロンプトを無効にするコードが組み込まれています。
・「screen.exe」には、デバイスのIMEI/IMSIを問い合わせ、コード化して攻撃者に送信するコードが組み込まれています。さらに、以下に羅列された攻撃者からのコマンドの受信待機を行います。
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コマンド |
説明 |
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-1 |
何もしません。 |
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1 |
レジストリを改変して、無署名のアプリケーションをインストールする際のセキュリティプロンプトを無効にし、「\windows\Prog1.exe」を起動しようとします。
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2 |
レジストリを改変して、無署名のアプリケーションをインストールする際のセキュリティプロンプトを無効にし、「\windows\Prog2.exe」を起動しようとします。
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11バイトの文字列 |
文字列が電話番号であると見なし、SMSメッセージを送信しようとします。 |
| 11バイトを超える文字列 |
文字列がURLであると見なし、実行ファイルをダウンロードしようとします。 |
・テスト中、C&Cサーバはコマンド「-1」にしか応答しませんでした。
・また、WinCE/FakeCameraPatch.Aは、tmail.exeプロセスを強制終了し、偽のメッセージングクライアントを登録して、デバイスのメッセージング、メールを無効にしようとします。
・「\windows\Prog1.exe」、「\windows\Prog2.exe」ファイルには、接続を行い、回線を開き、回線に関する情報を入手するためのコードが組み込まれています。これらは高額料金がかかる番号のダイヤルに使用される可能性があります。