ウイルス情報

ウイルス名 危険度

PWS-Spyeye

企業ユーザ: 低
個人ユーザ: 低
種別 トロイの木馬
最小定義ファイル
(最初に検出を確認したバージョン)
5929
対応定義ファイル
(現在必要とされるバージョン)
6371 (現在7656)
対応エンジン 5.4.00以降 (現在5600) 
エンジンバージョンの見分け方
別名 AVG : Generic22.BNHJ NOD32 : a variant of Win32/Kryptik.OEY Microsoft : Trojan:Win32/EyeStye.N TrendMicro : TROJ_GEN.R72C2F3
情報掲載日 2011/03/31
発見日(米国日付) 2010/03/23
駆除補足 ウイルス駆除のヒント
概要 ウイルスの特徴 感染症状 感染方法 駆除方法

概要

・PWS-Spyeyeはトロイの木馬です。ウイルスと異なり、トロイの木馬は自己複製しません。多くの場合、ファイルが有益である、あるいはファイルを欲しいと思わせて手動で実行させることにより繁殖します。最も一般的なインストール方法は、システムやセキュリティを悪用し、疑いを持たないユーザに手動で未知のプログラムを実行させることです。電子メール、悪質な、またはハッキングされているWebサイト、IRC(インターネットリレーチャット)、ピアツーピアネットワークなどを通じて配布されます。

ファイル情報

  • MD5 : 0A70CD035E496602F41F739EB7603142
  • SHA1 : E50DB8801B7C38C987681913E07AB1CAF6A5974E

TOPへ戻る

ウイルスの特徴

・実行時、explorer.exeに悪質なコードを挿入し、リモートポート4444を介して「92.241.[削除].46」に接続します。

・実行時、以下のレジストリ項目を作成します。

  • HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Internet Explorer\PhishingFilter
  • HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Internet Explorer\Recovery
  • HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft Windows

・以下のレジストリ値がシステムに追加されます。

  • [HKEY_CURRENT_USER\S-1-(不定)\Software\Microsoft\Internet Explorer\PhishingFilter\]
    “EnabledV8” = “0x00000000”

・上記のWindowsレジストリキーを改変し、Internet Explorerのフィッシングフィルタを無効にします。

  • [HKEY_CURRENT_USER\S-1-(不定)\Software\Microsoft\Internet Explorer\PhishingFilter\]
    “ShownServiceDownBalloon” = “0x00000000”
  • [HKEY_CURRENT_USER\S-1-(不定)\Software\Microsoft\Internet Explorer\Recovery\]
    “ClearBrowsingHistoryOnExit” = “0x00000000”
  • [HKEY_CURRENT_USER\S-1-(不定)\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\]
    “ProxyHttp1.1” = “0x00000001”
  • [HKEY_CURRENT_USER\S-1-(不定)\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\]
    “WarnOnPostRedirect” = “0x00000000”
  • [HKEY_CURRENT_USER\S-1-(不定)\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\]
    “WarnOnIntranet” = “0x00000000”
  • [HKEY_CURRENT_USER\S-1-(不定)\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\]
    “GlobalUserOffline” = “0x00000000”

・以下のレジストリ値が改変されます。

  • [HKEY_CURRENT_USER\S-1-(不定)\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\Zones\0\]
    “1609” = “0x00000000”
  • [HKEY_CURRENT_USER\S-1-(不定)\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\Zones\1\]
    “1406” = “0x00000000”
  • [HKEY_CURRENT_USER\S-1-(不定)\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\Zones\1\]
    “1609” = “0x00000000”
  • [HKEY_CURRENT_USER\S-1-(不定)\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\Zones\2\]
    “1609” = “0x00000000”
  • [HKEY_CURRENT_USER\S-1-(不定)\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\Zones\3\]
    “1406” = “0x00000000”
  • [HKEY_CURRENT_USER\S-1-(不定)\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\Zones\3\]
    “1609” = “0x00000000”
  • [HKEY_CURRENT_USER\S-1-(不定)\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\Zones\4\]
    “1406” = “0x00000000”
  • [HKEY_CURRENT_USER\S-1-(不定)\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\Zones\4\]
    1609: 0x00000000

・上記のレジストリ項目により、PWS-SpyeyeによってInternet Explorerのセキュリティ設定が無効化されるようにします。

TOPへ戻る

以下の症状が見られる場合、このウイルスに感染している可能性があります。

  • 上記のファイルおよびレジストリキーが存在します。
  • 上記のIPアドレスへの予期しない接続が存在します。

TOPへ戻る

感染方法

・トロイの木馬は自己複製しません。多くの場合、その実行可能ファイルに何らかの利益があると思わせて手動で実行させることにより繁殖します。IRC、ピアツーピアネットワーク、ニュースグループへの投稿、電子メールなどを通じて配布されます。また、一部の亜種はWebの脆弱性を利用してインストールされます。

TOPへ戻る

駆除方法

脅威と危険と思われる要素を取り除くため、サポートされているすべてのWindowsに対して以下の処置を行ってください。
  1. システムリストアを無効にしてください。(Windows ME/XPのみ)
  2. 脅威の検出・駆除のために最新のエンジンとDATにアップデートしてください。
  3. Complete system scanを実行してください。
システムスタートアップをフックするためのシステムレジストリ、INIファイルの修正は、推奨エンジン/ウイルス定義ファイル以上を使用した場合は正常に駆除されます。

通常の修正が成功しなかった場合、サンプルを McAfee Labsまで送付してください。

TOPへ戻る