・「VBObfus.el」は、感染したUSBドライブまたは他のマルウェアによるダウンロードによってシステムに侵入する可能性がある自動実行型ワームです。
・システムが感染すると、挿入されたすべてのリムーバブルドライブが感染します。ドライブのルートに自身のコピーおよびAutorun.infを作成し、別のシステムに挿入されたときにファイルが自動的に実行されるようにします。
・実行時、以下の場所にファイルを作成します。
- %UserProfile%\gaaujac.exe
- %UserProfile%\<ユーザ名>.exe(ログオンしているユーザによる)
注:
- 上記の場所にドロップ(作成)されるVBObfus.elのMD5は、VBObfus.elが実行されるたびに変わります。
- %UserProfile%は可変の場所で、ユーザプロファイルのフォルダを指しています(例:C:\Documents and Settings\[カレントユーザ](Windows NT/2000/XP))。
・また、挿入されたUSBメモリに自身のコピーとこの実行ファイルを指す複数の.lnkファイルをドロップします。
・既存のフォルダがランダムに選択され、フォルダの属性が隠しフォルダに変更されます。また、既存のフォルダを模倣するため、フォルダアイコンを使って.lnkファイルが作成されます。
・以下のレジストリ値がシステムに追加されます。
- Hkey_Current_User\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run "gaaujac" = %userprofile%\gaaujac.exe"
・上記のレジストリ値により、システムが起動するたびにVBObfus.elが実行されるようにします。
- Hkey_Current_User\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Advanced Data: "ShowSuperHidden" = 00, 00, 00, 00
・上記のレジストリ項目により、隠しファイルとフォルダがWindowsエクスプローラに表示されないようにします。
・以下のドメインに接続し、さらなるマルウェアをダウンロードしようとします。
- ns1.theimagep[削除].net:8000
- ns1.pl[削除]r1253.com:8001
- p2psh[削除]es .org:999