・Android/Drad.Aは「TAT-LWP-Mod-Dandelion.apk」という名前のapkファイルとして配布されます。動作するには、Android 2.1以降が必要です。
・Android/Drad.Aは正規の動く壁紙に悪質なコードを挿入してパッケージしなおしたものです。
図1 - Android/Drad.Aがリクエストする許可
・デバイスが起動すると、悪質なコードが「MyService」という名前のサービスとして動作します。
図2 - 「MyService」という名前で動作する、挿入された悪質なコード
・Android/Drad.Aはネットワーク接続がアクティブかどうか確認します。アクティブな場合、DESで暗号化されたIMEIとIMSIをhttp://adrd.ta[検閲済み].net/index.aspxに定期的に送信します。
・攻撃者のサーバからAndroid/Drad.Aが実行するコマンドが返されます。コマンドもDESで暗号化されています。
・以下の4つのコマンドが確認されています。
| コマンド |
機能 |
| 0 |
動作なし |
| 1 |
http://adrd.xi[検閲済み].com/pic.aspxにアクセスし、IMEIとIMSIを送信します。 |
| 2 <文字列> |
<文字列>の引数を解析します。ただし、解析されたデータは使用されません。 |
| 3 <URL> |
APKファイルを「/sdcard/uc/myupdate.apk」にダウンロードします。 |
・テスト中、APKファイルはダウンロードされませんでしたが、攻撃者がコマンドを使ってAndroid/Drad.Aを更新する可能性が高いです。
・Android/Drad.Aは、送信したIMEI、IMSIと引き替えに、攻撃者からURLのリストを受け取り、それぞれのURLにアクセスしようとします。
・受け取るURLは中国の検索エンジンの検索クエリーです。クエリーの形式は以下のとおりです。
http://wap.baidu.com/s?word=%e5[検閲済み]%bf%b1%e9%bd%90&vit=uni&from=961a_w1
・Android/Drad.Aは検索サイトにアクセスし、検索ページからURLを抽出し、抽出したURLをランダムに選択してアクセスします。
・Android/Drad.Aが最終的に何をしたいのかは不明ですが、一種のSEO(検索エンジン最適化)を実行しようとしているように見えます。