[breadcrumb]
プライバシーと個人情報の保護

海外旅行や出張などで自宅を留守にする際のサイバー犯罪対策

今回は、国内外問わず旅行する際や家を空ける時に想定されるサイバー犯罪例や被害を未然に防ぐためのセキュリティ対策について詳しく紹介します。

セキュリティのヒントとコツ

【影と光の話】 ダークウェブとどのように向き合う?

ダークウェブは、一般的な生活をする上ではアクセスをする必要も機会もない存在です。SF作品が好きな人なら、犯罪者がダークウェブで危険なやり取りをする場面を見たことがあるかもしれません。そんなイメージも間違いではありませんが、必ずしも犯罪目的だけで使われている技術ではなく、もうすこし複雑な要素が入り組んでいます。

セキュリティのヒントとコツ

ポストコロナの新生活で注意したいこと

日本・アジア地域チャネルマーケティング 執行役員 本部長 青木 大知   年度替わりの3月、4月。日本人にとっては節目のときであり、たくさんの人が、これまでとは異なる環境、人間関係のなかで新しい生活を始めます。今年の春は、世の中が本格的にポストコロナに移行しているタイミングと重なって、いっそう外出の機会が多くなるのではないでしょうか。 楽しい予定が盛りだくさんの、開放感がある時期だからこそ、何気ない場所でつまずいてしまうもの。防犯やスマホの安全対策など、この機会に気を引き締めて、日々の習慣を見直してみてはいかがでしょうか。あらゆるものがオンライン中心になってきたなか、注意すべきトピックスを挙げていきましょう。 タイミングを計った偽メッセージに注意 年度末、年度初めにあたるこの時期は、新しい出会いや引っ越しなど、リスタートのシーズンです。何歳になってもどこか気分が浮ついている気がします。 こんな時だからこそ、SNSやショートメッセージなどを介した、見知らぬ人からの連絡や、不審な誘いの主にも絶好機といえます。新しいつながりに手放しで喜んでいるとしたら要注意です。偽の取引やフィッシング詐欺サイトなどに誘導かもしれません。 URLを偽装したり、偽サイトを作り込んだりして正規サイトのように見せかける手口は、こうした詐欺の“標準装備”になりつつあり、信頼に足る相手かどうか、熟考する必要があります。基本的にはChat GPTなど、人間に近い創作物を生み出せるジェネレーティブAIが普及してきた今は、マッチングサイトで気になる相手からアプローチされたとしても、AIを使って巧みな文章や内容で、あなたをだまそうとしている可能性もあるでしょう。 あわせて読んでみよう!:フィッシング詐欺の巧妙・悪質な手口と対処方法を公開 お得情報 ……焦って登録する前に いろいろと物入りな時期、オンラインで必要なものを買いそろえる方も多いと思います。「新生活セール」「ポイント贈呈」と銘打ったお得なキャンペーンがさまざまなショップで行われるだけに、初めて利用するショップに会員登録する機会もあるでしょう。 とはいえ、住所・氏名や電話番号、クレジットカード情報などを入力するだけに、サイトのセキュリティには気を付けたいところです。偽サイトや、セキュリティが不十分な運営者であった場合、入力した情報が外部に流出し、悪用されるかもしれません。 正規のサイトかどうか吟味するには、URLのスペルがどこか間違っていないかや、他と比べて安すぎないか、日本語が不自然ではないか、また責任者の名前や連絡先があるかなどが基本的なチェックポイントです。 あわせて読んでみよう!:独立行政法人国民生活センター 「その通販サイト本物ですか!?“偽サイト”に警戒を!!-最近の“偽サイト”の見分け方を知って、危険を回避しましょう!-」 またネットショップが不正アクセスを受け、個人情報が漏えいした時に対策できるのかも重要です。例えばショップへのログインに、パスワード、PINコード認証、SMS認証など複数の認証を組み合わせて行う、多要素認証を採用しているサイトであれば、万一の時にクレジットカードの不正利用を防止できる可能性があります。 盗まれた個人情報やパスワードは、通常のブラウザでは閲覧できない「ダークウェブ」で、サイバー犯罪者によって売買されている場合が多々あります。流出をなかったことにすることはできませんが、マカフィーなどのセキュリティ会社はダークウェブを監視しており、最近では自分の情報が流出してそこでやり取りされているか、確認することもできるようになりました。...

モバイル セキュリティ

デバイスがウイルスやマルウェアに感染した場合の症状5選

マルウェアを取り巻く環境は急速に複雑さを増しています。使用しているデバイスの種類 (Android、iPhone、Windows、Mac) に関係なく、外部からの攻撃を受ける可能性があります。あるいは、すでにマルウェアやウイルスに感染している可能性もあります。では、感染しているかどうかを確認するにはどうすればよいでしょうか。 増え続けるハッキング  Identity Theft Resource Center (ITRC) が 2021 年に作成した統計情報によると、報告されたデータ侵害の件数は前年比で 17 パーセントも増えています。マカフィーが実施した調査でも、2020 年のパンデミックを利用したサイバー犯罪が増えているという結果になっています。 McAfee Labs の調査では、1 分間に平均 375 件の新しい脅威が発生し、COVID-19...

インターネット セキュリティ セキュリティのヒントとコツ

フィッシング詐欺メールの事例: フィッシング詐欺メールを見分ける方法

bank0famerica@acc0unt.comというメールアドレスから、クレジットカードの請求書に不審なアクティビティが確認されたことを報告するメールが届き、財務情報の確認を求められたとします。あなたならどのように対応しますか?メールに記載されているリンクをクリックしてすぐに問題を解決したくなりますよね。これはサイバー犯罪者による詐欺である可能性があります。フィッシング詐欺とは、メールの受信者自身に重要な個人情報を入力させるように誘導する手口の詐欺です。フィッシング詐欺メールの事例を確認し、よく耳にするこのオンライン詐欺について詳しく理解することで、フィッシング詐欺から自らを安全に守りましょう。 フィッシング詐欺とは?  フィッシング詐欺とは、重要な情報を盗み出すことを目的としたサイバー犯罪です。フィッシング詐欺は、大手企業など信用できる事業体を装って、Webサイトのログイン認証情報やクレジットカード番号などの情報が開示されるよう誘導します。 フィッシングメール/テキストメッセージとは? フィッシング メールやテキスト メッセージ (SMiShing (スミッシング) とも呼ばれます) は、本物そっくりに見える偽のメッセージです。通常、さまざまな手口で重要な個人情報を提供することを求めます。メールやテキストを注意深く確認しないと、通常のメッセージとフィッシング詐欺メッセージとの見分けがつかない場合があります。詐欺師は、信用できる企業が送信するメールやテキストに非常によく似たフィッシング詐欺メッセージを作成することに心血を注いでいます。そのため、これらのメッセージを開封したり、メッセージに記載されているリンクをクリックしたりする際には、慎重になる必要があります。 フィッシング詐欺メッセージを見分ける方法  フィッシング詐欺犯は単純なミスを犯すことがよくあります。これらの単純なミスを認識する方法がわかれば、簡単にフィッシング詐欺メッセージを見分けることができるようになり、計画実行を防ぐことができます。メールやテキストメッセージを開封する際には、以下に示すフィッシング詐欺の兆候について確認するようにしてください。 不自然な文章 大手企業であっても、メッセージを送る上で些細な間違いをすることはあります。フィッシング詐欺メッセージには、文法上の誤り、スペルミスなど、大手企業が起こしそうもないあからさまな間違いが含まれていることがよくあります。個人情報を求めるメールやテキストメッセージに複数の文法上の誤りが顕著に見られる場合は、フィッシング詐欺の標的になっている可能性があります。 ロゴが正しく表示されない 巧妙に罠を仕掛けるために、フィッシング詐欺師がなりすまし相手のロゴを盗むことがよくあります。しかし多くの場合は、正しい形で企業ロゴを盗み出すことができていません。フィッシングメールやテキストメッセージに表示されているロゴの縦横比が間違っているか、低解像度のロゴである可能性があります。目を細めてメッセージ内のロゴを確認しなければならない場合は、フィッシング詐欺である可能性が高くなります。 URLが一致しない フィッシング詐欺では主に、リンクをクリックさせることを軸に手口が展開されています。ここでは、送信されたリンクが正規のものかどうかを確認する方法をいくつかご紹介します。 メールに記載されたリンクの上にカーソルを置くと、そのURLが表示されます。多くの場合、フィッシング詐欺のURLには、フィッシング詐欺の一般的な兆候とされるスペルミスが含まれています。リンクの上にカーソルを置くと、リンクのプレビューを表示することができます。不審なURLと考えられる場合は、URLにアクセスしないでください。...

プライバシーと個人情報の保護 セキュリティのヒントとコツ

オンライン上の個人情報、財産、セキュリティを守る10の方法【サイバーセキュリティ月間】

サイバーセキュリティ月間に、サイバーセキュリティとは何かについてとインターネットで個人情報を保護する方法を詳しく確認しましょう。

Subscribe to McAfee Securing Tomorrow Blogs