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プライバシーと個人情報の保護 セキュリティのヒントとコツ セキュリティのヒントとコツ

解説:デジタルアイデンティティの保護について

現在、インターネットを使用する割合が高い20~30代の人々を中心にオンライン上でデジタルアイデンティティを盗まれたり、勝手に無断転載されてしまうという事件が頻繁に起きていますが、実はそれは自分達のお金や財産を失うのと同じことを意味しています。 デジタルアイデンティティとは、簡単に言えば、インターネット上でのあなた自身の姿です。それはインターネット上でのあなた自身に関連した、ありとあらゆる情報をもとに作り上げられています。例えば、SNSなどのオンライン上に投稿した写真、オンラインショッピングのアカウント、Eメールのアカウント、電話番号、銀行口座、クレジットカード情報、納税者番号など、さまざまなものがあります。 このように、デジタルアイデンティティは、さまざまなアカウントやID番号などで構成された何十個ものジグソーパズルのピースのようなものです。それらの情報を一つにまとめることで、あなたという人物の姿が浮かび上がってきます。だからこそ、ハッカーにとって、あなたのインターネット上でのアイデンティティを構成する小さなジグソーパズルのピースは魅力的なターゲットであり、うまく組み合わせられてしまうと、窃盗や詐欺の被害に遭う可能性が高くなってしまいかねません。 ミレニアム世代は詐欺の恰好のターゲット アメリカでは20~30代の人々がオンラインショッピングでお金を失ったと報告する割合は、40代以上の人の2倍に上ります。米国連邦取引委員会(FTC)が最近、発表した数字によると、詐欺被害の報告で、他の年代と比べても特に20~30代の人が詐欺に遭う確率がはるかに高いということが明らかになっています。さらにEメールによる詐欺でお金を失う確率は77%と、高齢者のと比べてもより高い確率となっていることがわかります。 一方、日本ではこれまで多かった詐欺案件は主にお年寄りをターゲットしたことが多かったですが、最近は詐欺行為自体がより巧妙化しています。新型コロナウイルス感染症関連の給付金などを利用した詐欺をはじめ、SNSでの投稿からアカウントの情報を盗み、インターネット上で個人情報がさらされたことで仕事や私生活に支障をきたしてしまうという被害が増えています。 また、フィッシング対策業議会のインターネットサービス利用者に対する 「認証方法」に関するアンケート調査結果報告書によると、20~30代の実に7割以上がGoogleやYahoo!などの総合サービスや、FaecbookやTwitter、InstagramなどのSNSの個人アカウントを、他のサービスに会員登録やログインする際に利用していると回答。こういったことが原因で個人情報が漏洩してしまい、結果的に急増しているフィッシングメールなどの詐欺被害に遭ったりしていると推測されます。 しかし、このように若年層が狙われるのはある意味、当然のことかもしれません。その理由として、若年層はモバイルアプリを利用した個人間の支払いや口座間の送金、入金確認、請求書の支払いなどを行う可能性が、他の年齢層よりもはるかに高いということがいえます。近年、インターネット上でお金の取引が簡単になったことで、携帯電話やパソコンを利用すれば誰でも気軽にお金を動かすことができるようになり、それが詐欺などの被害増加にも繋がっているといえます。 ハッカーからの攻撃や詐欺から身を守るためにはまず、自分のデジタルアイデンティティを守る必要があります。デジタルアイデンティティにはさまざまな情報が含まれているため、これはとても壮大で途方もなく、個人の力では到底太刀打ちできないような課題のように感じられます。しかし、自分のアイデンティティをジグソーパズルのように考えれば、実は案外、解決できるかもしれません。もし、複数のパズルのピースを盗まれて完成させられてしまったらハッカーたちにお金を提供してしまうことになりますが、パズルのピースがそろわなければお金は奪われることはないでしょう。したがって安全を確保するためには、パズルのピースを他人の手に渡さないように注意することが大事です。 ハッカーや詐欺からデジタルアイデンティティを守るための6つの方法 これに関しては、実はそれほど難しいことではないのです。例えば、あなたのデジタルアイデンティティを守るための手助けになるようなアプリを試してみるなど、いくつか新しい習慣を身につければ、詐欺の痛みに一切悩ませられることもなく、自分で自分自身を守ることができるでしょうここでは、すぐに始められる簡単な方法を紹介します。 1. 基本であるセキュリティソフトの導入 自分の事は自分自身で守るために、まずはパソコンや携帯電話にセキュリティソフトをインストールして使用することで、インターネット上でのあらゆる攻撃を防ぐことができ、ネットサーフィンやネット銀行での決済、オンラインショッピングなどをより安全に行うことができます。そして、ここでもう一度強調しておきたいのは、スマートフォンをはじめとする携帯電話の保護対策の重要性です。タクシーを呼んだり、デリバリーで食事を注文したり、友人にお金を送ったりと頻繁に携帯電話を使っているにもかかわらず、実は携帯電話を保護対策を行なっている人は約半数ほどしかないと言われています。オンライン上で保護されている時と比べて、携帯電話を何も保護されていない状態のまま、インターネット上でお金を送金したりするなどすることは大変危険で安全性とはかけ離れているということを意味します。 2. 強力なパスワードを作る インターネットのセキュリティ対策として、これまでよく耳にされた方も多いとは思いますが、強固でユニークなパスワードはハッカーからの攻撃に対する最大の防御策のひとつです。SNSなどさまざまなオンライン上でのプラットフォームやサービスでパスワードを使い回さないようにしましょう。また、定期的に(少なくとも60日ごとに)パスワードを更新することも忘れないでください。これは一見、面倒な作業に思えますが、パスワードマネージャーがすべてを管理してくれるので問題ありません。また、使っているプラットフォームやサービスで2段階認証が利用できる場合は、ぜひ活用してください。2段階認証をすることで、セキュリティ対策がより強力になり、犯罪者からのハッキングを防ぐことに役立ちます。 3. 最新版にアップデートし続ける...

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