そのワールドカップ チケットは本物?18% が非公式サイトを利用している可能性

マカフィーの新しい調査で消費者意識とリスクとのギャップが明らかに

マカフィーの新しい調査によると、ほとんどのファンがワールドカップがらみの詐欺を知っている一方、チケットのためなら危険も辞さないという人もいまだに少なくありません。

実際、FIFA の公式サイトで手に入らないなら非公式の場所での購入する気持ちもあるという回答が 40% に達しました。チケットが売り切れるのを想定して、手頃な価格の転売を狙おうとしているのです。

そのような危うい関係のために、ワールドカップのような催しは特に詐欺に対して脆弱になります。

チケットの入手しにくさ、価格の高騰、急がなければという焦り。そうした理由から、情報通のファンであっても、ふだんなら避ける TikTok 上の転売につい手を出してしまうことがあります。詐欺師は、そういう行動を待ち構えているのです。

調査結果のポイント

  • ファンの 52% がワールドカップのチケット確保に関心がある
  • 14% がすでにオンラインでチケットを探し始めている
  • 38% がチケット代として 75,000 円以上でも進んで払う
  • 74% がワールドカップ関連の詐欺について認識している
  • 65% が詐欺の被害に遭うことを心配している
  • 18% が非公式の場所でのチケット購入を検討する
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気をつけたい最も典型的なワールドカップ詐欺

ワールドカップのような世界規模のスポーツ イベントに結び付いた最も典型的な詐欺の詳細な内訳と、その仕組み、注意点を以下にまとめました。

マカフィーの詐欺検知セーフ ブラウジング ツール、VPNパスワード マネージャーが連携して、このような詐欺の発生を見抜きます。そのために、疑わしいメッセージにフラグを立て、危険なウェブサイトをブロックして、クリックや支払い、情報共有まで進まないうちに安全な判断をサポートします。 

⚽️詐欺の種類 詐欺の内容 仕組み 危険のサイン
偽チケット転売詐欺 非公式のサイトや個人を通じて偽のチケットを販売する 詐欺師が偽のチケット リストを作成したり本物のチケットを複製したりして、複数の人に販売する 価格が市場より極端に低いか高い、公式の送金システムを使わせない、購入を急がせる
SNS チケット詐欺 Instagram、Facebook、TikTok、X などのプラットフォームを通じてチケットを販売する 偽アカウントまたは乗っ取ったアカウントから「最後のチャンス」と称してチケット販売を謳い、会話は DM に誘導する 急がせる言葉を使う (「残りあと 2 日」など)、プロフィールが新しい、プロフィールが不審、プラットフォーム外での支払いを指定する
複製 QR コード詐欺 正規のチケット 1 枚を何度も転売する 何人もの購入者に同じ QR コードが届くが、有効なのは最初の 1 枚だけ 正式な送金ではなくスクリーンショットを使う、同じチケットが何度も販売される
偽チケット販売サイト詐欺 公式のチケット販売サイトそっくりのウェブサイトをデザインする 被害者はカード情報などを入力したり、存在しないチケットを購入したりしてしまう URL が微妙に違う、ドメインが一般的ではない、公式のブランド認定ロゴがない
旅行・宿泊詐欺 偽ホテル、偽レンタル、偽の宿泊パッケージ 宿や客室のリストは正式のように見えるが、存在しないか、すでに予約済み 価格が異常に低い、前払いを求める、認証済みのレビューが載っていない
予約サイトなりすまし詐欺 詐欺師が航空会社、ホテル、予約プラットフォームに偽装する 予約に関して「問題があります」というメールが届き、リンクのクリックや情報の提供を求めてくる 予期しないメールが届く、ログイン情報やカード情報を求められる、リンクが公式サイトとは異なる
公衆 Wi-Fi とフィッシング詐欺 保護されていないネットワークを介して旅行中にデータを盗まれる 詐欺師がデータを傍受する、あるいは公衆 Wi-Fi 上に偽のログイン ポータルを作成する パスワード不要でネットワークに接続できる、ログインページで必要のない情報を求められる
偽景品詐欺 販促として無料チケットや VIP 特典の進呈を謳う 個人データの入力、リンクのクリック、「手数料」の支払いなどを求められる 参加もしていないのに「当選です」というメールが届き、賞品受け取りのために支払いを求められる
賭博詐欺・予想詐欺 賭博に関する偽のコツや、賭け事に関して「必勝保証」を謳う 詐欺師が偽の予想データを販売したり、悪質な賭博サイトにユーザーを誘導したりする 必勝を保証すると謳う、前払いを求めてくる、なじみのないプラットフォームを使っている
関連グッズ詐欺 ワールドカップ関連の偽グッズがオンラインで販売される 購入すると質の悪い商品が届いたり、最悪の場合まったく何も届かない 販売者として認証されていない、サイトの作りがお粗末、話がうますぎる

これらの詐欺が AI によって信憑性を獲得している現状

残念ながら、休むことなく発展する AI によって、このような詐欺はますます信憑性を帯びるようになってきました。AI ツールによって詐欺師が作り出す内容は以下のように拡充しています。

  • さらに本物らしく見えるようになったウェブサイトやメール
  • 正式に見えるほどパーソナライズされた個人宛ての連絡
  • 偽のお墨付き、画像、宣伝

つまり、「誤字を見つける」といった従来のアドバイスでは足りなくなっているのです。最近の詐欺は、磨きがかかってプロらしくなり、信憑性を増しています。

上の画像は、McAfee Labs で発見された詐欺サイトです。 シート選択のオプションもチケット購入の機能も、驚くほどリアルにできています。 それでも、フェイクです。
上の画像は、McAfee Labs で発見された詐欺サイトです。シート選択のオプションもチケット購入の機能も、驚くほどリアルにできています。それでも、フェイクなのです。
ご覧のとおり、きわめてリアルなウェブサイトですが、 このチケットは実際には販売されていません。
ご覧のとおり、きわめてリアルなウェブサイトですが、このチケットは実際には販売されていません。

「公式」とは何を意味するのか (そしてなぜ重要なのか)

ワールドカップのチケットは、FIFA が指定した販売フェーズやプラットフォームで販売されます。  こうした販売経路以外で購入すると、次のようなリスクが高くなります。

  • 無効な、または重複しているチケット
  • 保証のない高額な価格設定
  • 問題が発生した場合の救済手段がない

たとえ正規のチケットに見えても、次のような可能性があります。

  • 複数の購入者に販売されている
  • すでに無効化されている
  • 入場時に拒否される

不安がある場合は、メッセージや広告のリンクをクリックするのではなく、FIFA の公式ウェブサイトに直接アクセスしてください。チケットやイベントの詳細は、公式の FAQ セクションでも確認できます

旅行やチケット購入を安全に行う方法

リスクを減らすために、ファンが実践できる対策をご紹介します。

対策の種類 対策の内容
公式チャネルから購入する  可能な限り、FIFA 公式チケット販売サイトを利用する
メッセージ内のリンクをクリックしない  公式サイトへは直接アクセスする。 マカフィーのセーフ ブラウジング ツール は、不正なリンクへのアクセス防止に便利です。
リセール (再販) に注意する  プラットフォームの信頼性を確認し、個人間での直接支払いは避ける
QR コードを読み取る前にチェックする  詐欺検知を使えば、必要な時にいつでも QR コード詐欺をチェックできます。
追跡できない支払い方法は避ける 銀行振込、ギフトカード、暗号資産のみの支払いは避ける
URL を再確認する スペルミスや不信なドメインがないか確認する
安全な接続を利用する 公衆Wi-Fi での購入は避けるか、マカフィーのような VPN を利用する
アカウントを保護する 強力なパスワードを設定し、2 要素認証を有効にする。マカフィーのパスワード マネージャーの利用もご検討ください。
購入前に確認する  少しでも不審に感じた場合は、送金前にいったん立ち止まって確認する

詐欺被害に遭った可能性がある場合の対処法

不正なチケットを購入した可能性がある場合は、不審なリンクをクリックした場合、あるいは詐欺師に情報を共有してしまった場合でも、すばやく対応することで被害を最小限に抑えられます。

すぐに行うべき対応

やりとりを今すぐにやめる 相手が「手続きを完了しなければならない」と強く言ってきたとしても、さらにお金や情報を送るのはやめましょう。詐欺師が連絡を断つ可能性に備えて、メッセージのスクリーンショットを保存しておくことも有効です。

銀行や決済サービスに連絡する できる限り早くこの取引を報告します。早期であれば、多くの金融機関が返金対応や不正利用の検知を手助けしてくれます。

アカウントの安全を確保する 影響を受けた可能性のあるアカウントのパスワードを変更してください。特にメール、銀行、チケット関連サービスなどは重要です。マカフィーパスワード マネージャー や 無料のパスワード生成ツール を活用すれば、毎回異なる強力なパスワードを作成できます。

2 要素認証 (2FA) を有効にする セキュリティを強化することで、たとえパスワードが漏えいしても不正アクセスを防ぎやすくなります。

デバイスをスキャンする 不審なリンクをクリックしたりファイルをダウンロードしたりした場合は、セキュリティ スキャンを実行し、マルウェアなどの脅威がないか確認します。

不審な動きを監視する 金融アカウント、メールのログイン履歴、個人情報に紐づく各種サービスの動きを注意深く確認してください。 マカフィーのウェブアドバイザー を利用すると、閲覧中にマルウェアやフィッシングのリスクから保護することができます。

上の画像は、スポーツくじサイトを装ったり、ワールドカップの独自コンテンツを提供すると謳う悪意のあるアプリの例です。 ダウンロードするとデバイスは感染します。
上の画像は、スポーツくじサイトを装ったり、ワールドカップの独自コンテンツを提供すると謳う悪意のあるアプリの例です。ダウンロードするとデバイスは感染します。

マカフィーのサポートを使ってその場で詐欺を見抜く方法 

マカフィーは、従来のウイルス対策の範疇を超え、複数のデジタル保護機能を 1 つのアプリにまとめました。検索、クリック、オンライン購入などの日常の操作を、より安全に行えるようにサポートします。

詐欺検知 不審な SMS、メール、動画を自動検知し、被害に遭う前に詐欺を見抜けるよう手助けします

セーフ ブラウジング ツール 危険なウェブサイトをブロックし、フィッシングの可能性を警告。悪意のあるリンクを回避するよう導きます

VPN 公衆 Wi-Fi 利用時でも通信を保護し、個人情報や決済情報の漏えいリスクを低減します

パスワード マネージャー 強力で一意のパスワードの作成と管理をサポートし、アカウント乗っ取りのリスクを抑えます

ID モニタリングやアラート 個人情報が不適切な場所で検出された場合に通知し、迅速な対応を可能にします

個人情報の削除 データ ブローカー サイトから個人情報を特定・削除し、使われていない古いアカウントの整理をサポートします

デバイス・アカウントセキュリティ 日常的に使用するデバイスやアカウントを保護します

最後に

ワールドカップはただのイベントではありません。数百万人がお金や旅行計画、個人情報に関わる判断を短時間でくだす特別な機会です。

マカフィーの調査から明らかになったのは、最大のリスクは認識不足ではない、ということです。多くのファンは、すでに詐欺の存在を理解しています。問題はその先にあります。

チケットが不足し、価格が高騰し、今すぐ行動しなければ、というプレッシャーがかかる状況では、普段ならしないような判断をしてしまうことがあります。詐欺師が成功するのは、注意していない人をだますからではなく、こうした焦りの瞬間を突くからです。

大会に向けて需要がさらに高まる中、オンラインで検索し、比較し、購入する人は今後も増えていきます。

対策のポイントはシンプルです。安全を守るためには、詐欺の存在を知っているだけでは不十分なのです。焦らず、購入前に確認し、その場で適切な判断をサポートするツールを活用することが大切です。

*マカフィーは FIFA との提携や FIFA からの認証は受けておりません。

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