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セキュリティ ニュース

マカフィーの 2023 年の脅威動向予測: 進化と悪用

2022 年の終わりを迎えるにあたり、マカフィーの Threat Labs チームでは、2023 年はどのような脅威動向になるのか検討を進めています。今年は詐欺行為が絶え間なく進化を遂げ、その勢いが衰える気配はありません。また、オペレーティング システムとして Chrome を導入するユーザーが増加しています。携帯電話やパソコンを所有していれば、誰でも簡単にアクセスできる AI ツールの導入は、大きな意義をもたらしています。仮想通貨の価値の変動や「Web3」の出現も同様です。こうしたすべての要素が布石となり、2023 年はテクノロジーとのかかわり方が大きく前進を遂げる見込みがあるものの、悪意のある攻撃者がこのテクノロジーを悪用して私たちに影響を及ぼす可能性もあります。マカフィーのチームによる 2023 年の予測と、安全に保護するためのヒントをいくつかご紹介します。  AI が主流となり、偽情報の拡散が増加する  著者: Steve Grobman、最高技術責任者  人類は、コンピューターを使用するようになって以来、人工知能に魅了されつつも恐怖を抱いてきました。ポップ...

インターネット セキュリティ

仮想通貨ウォレットの詳細とウォレットを安全に保護する方法について

セレブリティーやソーシャル メディアインフルエンサーが、声高に仮想通貨の人気を助長し、将来に向けた投資をするよう求めています。良くも悪くも仮想通貨が今日の世界で圧倒的な存在感があることを否定することはできません。一部の業界では、仮想通貨がビジネスのペースを加速させており、家計においては長期的な資産形成の一つの選択肢としても認識されるようになりました。一方で、仮想通貨の領域は、サイバー犯罪者に対して脆弱であることが証明されています。たとえば、Wormhole 社のハッキングでは、3 億 2000 万ドルが流出しました。サイバー犯罪者は、ランサムウェアとマイニング アプリ詐欺を用いて、仮想通貨プラットフォームを攻撃しました。 今回のブログでは、すでに仮想通貨をご利用の方やこれから参入を考えている方に向けて、仮想通貨ウォレットについて知っておくべきことや、サイバー犯罪者から安全に保護するためのヒントをご紹介します。 仮想通貨ウォレットとは? 仮想通貨ウォレット (または暗号資産ウォレット) とは、仮想通貨アカウントのパブリック キーやプライベート キーを保管するソフトウェア製品または物理デバイスです。キーは英数字の文字列から成り、仮想通貨トランザクションを暗号化および復号化でき、暗号資産のアカウントの保護を可能にします。パブリック キーは、紙ベースの小切手の下部に記載されている銀行支店コードと口座番号のようなものと考えてください。悪意のある人物がパブリック キーの情報を使用しても、できることはあまりありません。パブリック キーの情報を、取引をしている相手に共有するのは普通のことです。一方、プライベート キーは、オンライン バンキングのパスワードや引き落としの際の PIN...

プライバシーと個人情報の保護 インターネット セキュリティ

ビットコインのセキュリティ:知っておくべきマイニングの脅威

ビットコインの価値は、流通が始まった2013年以来浮き沈みがありましたが現在は急騰しており、仮想通貨は新たな関心を集めつつあります。この代替通貨の急速な成長は、世界の話題をさらうとともに仮想通貨ブームを起こし、いったいどうすれば自分もビットコインで稼げるのだろうと世界の消費者に気を揉ませています。米ドルなどの旧来の通貨 (不換通貨) での取引をやめてこのブームに乗ってみようという人は、「ビットコインマイニング」と呼ばれるプロセスを試してみるとよいでしょう。ただしそれを始める前に、いくつかのセキュリティリスクを押さえておいてください。 ビットコインマイニングとは? ビットコインマイニングは金脈の採掘と似ています。作業しただけ報酬が得られます。ただし、その作業とは骨の折れる労働ではありません。ビットコインで稼ぐために必要なものは、時間とパソコンの計算処理能力です。マイニングを行う「マイナー」は、基本的にはビットコインの分散型会計システムの管理し、安全に保ちます。 ビットコインの取引は「ブロックチェーン」と呼ばれるデジタル台帳に記録されます。この台帳を更新するためにビットコインマイナーは、新規の取引の検証ができる特殊なソフトウェアをダウンロードして使用します。そして、課された計算問題を解いてデータに安全にアクセスし、取引のブロックをチェーンに追加します。その見返りとして、マイナーはビットコインと取引手数料を獲得するのです。 ビットコインのセキュリティリスクとは? デジタル通貨の成熟に伴って、ビットコインマイニングは難しさを増しています。ビットコインユーザーは、当初は自宅のパソコンでマイニングすることでかなりの量のデジタル通貨を稼げましたが、最近では計算問題がかなり複雑化したため、お金をかけて高性能なパソコンを用意しなければならなくなりました。 ここに、リスクが生じます。ビットコインを獲得するには、より高度な処理能力が必要になるため、一部のマイナーは公共のWi-Fiネットワークを不正に使用し、他のユーザーのデバイスにアクセスしてそれを利用しようとします。実際の例として、ブエノスアイレスのコーヒーショップで発生したセキュリティ違反の事件があります。このコーヒーショップはマルウェアに感染し、店内のWi-Fiネットワークのログインに10秒の遅延が発生しました。マルウェアを作った犯人は、この遅延時間を利用してユーザーのラップトップにアクセスし、マイニングを実行しました。 他のユーザーのデバイスにアクセスして不正にマイニングしようという目的で、公共のWi-Fiネットワークだけでなく、何百万ものWebサイトが攻撃されています。攻撃者が所有者の許可なしにマイニングソフトウェアをデバイスに読み込むことは、「仮想通貨マイニング遭遇」またはクリプトジャッキングと呼ばれています。デバイス10万台あたり50台が仮想通貨マイナーに遭遇し、被害を受けていると推定されています。 クリプトジャッキングの問題は拡大しており、標的にされるとデバイスの動作が遅くなるだけでなく、電気代もかなりかさむ恐れがあります。また、「クリプトジャッキング」されたデバイスは、すべてのリソースをマイニングに使用されてしまうため、デバイスが過熱して壊れてしまう恐れもあります。 ビットコインのプライバシーに関するヒント マイニングとそれに関連するビットコインのセキュリティリスクがだいたい理解できたところで、仮想通貨市場をモニタリングするときにデバイスを安全に保つためのヒントを、いくつか紹介しましょう。 公共のWi-Fiネットワークを使用しない : こうしたネットワークはセキュリティで保護されていないことが多く、むやみに使用すると、デバイスや情報が脅威にさらされるリスクが増大します。 VPNを使用する : 自宅や職場の安全なネットワークが利用できない場合は、仮想プライベートネットワーク (VPN)...

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