これだけは教えたい! 5つのセキュリティアドバイス
デジタルネイティブをインターネットの危険性から守るには、子供の成長に合わせた適切なセキュリティ教育が必要です。今回は実践可能な5つのアドバイスを紹介します。
セキュリティ教育は低年齢時から
セキュリティ教育は、低年齢時からスタートすることが肝心です。ネットサーフィンを始める3歳頃から、子供の成長に合わせ十分に時間をかけて反復学習させましょう。インターネットで視聴できるものが、好ましい内容や家庭の価値観に沿うものとは限らないことを必ず教えてください。
まずはパスワードからスタート
パスワードは最も初歩的なセキュリティ対策です。最初は、簡単に覚えられるパスワードを教え、誰にも言わないよう言い聞かせてください。小学校に入学したら、簡単に思い出せて推測されにくいパスワードを自分で作らせ、その後スキルに合わせて複雑なものにすると良いでしょう。3カ月に1度はパスワード変更することも習慣づけてください。
オフラインと同じ振る舞いを
オンライン上では、12歳の女の子だと自己紹介していたのが実は40歳の男だったいう事例はたくさんあります。実生活で知らない人について行ってはいけないように、オンライン上だけで接点のある「見知らぬ人」とは、絶対に会わないよう言い聞かせてください。同じように、実生活で友達に言ってはいけないことは、オンライン上でも絶対に言ってはいけないことを理解させましょう。
ソーシャルメディアに個人情報を投稿させない
ソーシャルメディアに投稿した自分の個人情報は、友達以外の目に触れる可能性があり、仮に削除しても多くはネット上に残り続けることを認識させてください。また子供が使用しているソーシャルメディアのプライバシー設定が安全な状態になっているか必ず定期的に確認しましょう。なお、Twitterはフォローに関する以外プライバシーの設定がないため、個人情報には充分注意が必要です。
与える前にインターネット機能の確認を
ノートパソコン、タブレット、スマートフォンなどを子供に買い与える場合は、直接インターネットに接続できるか必ず確認してください。直接つながるようであれば、安全に接続する方法を併せて確認してください。子供の適切なインターネット利用のためには、パソコンを家族の目に留まる場所に置くことも有効です。夜間は無線LANをオフにすることを検討してもよいでしょう。