怪しいメッセージを受信したら!? 被害に遭ってしまったら!?
盗まれた個人情報はどうなる?
銀行口座への不正アクセス
サイバー犯罪者は盗んだパスワード、ユーザー名などを使用して口座に直接アクセスし、送金や取引などを実行しようとします。さらにパスワードが変更されてしまうと、たとえ自分の口座でも、アクセスできなくなってしまいます。
クレジットカードの使用
カードの有効期限や氏名などの情報が流出した場合、サイバー犯罪者によってオンライン決済が実行され、その金額が口座に課金されてしまいます。
なりすまし犯罪
PAN(米国納税者番号)、銀行口座、クレジットカードなどの情報がサイバー犯罪者の手に渡ると、犯人はその情報を使って、簡単にプロフィールを作成できます。このプロフィールは、犯人自身が使用することもできますし、第三者に売却されさまざまな犯罪に利用されることもあります。その結果、数カ月、また時には何年もかかって、法的な問題の解決や無実の証明、負債の完済をすることになってしまうのです。
怪しいメッセージを受信したときは?
リンクをクリックしたり、添付ファイルを開いたりせず、メール自体を削除しましょう。
ポップアップウィンドウに、個人情報や金融機関の情報を入力しないようにしましょう。
メールに記載されているリンクからネット銀行にアクセスしないようにしましょう。※
疑わしい場合は、配信元となっている企業や個人に直接連絡を取って確認しましょう。
適切な証明のないオンライン企業や雇用主に、銀行口座などの情報を提供しないようにしましょう。
※ネット銀行で取引するときは、アドレスバーに直接アドレスを入力するか、自分が普段使っているブックマークを使用してください。
万が一引っかかってしまったら?
パスワードを変更し、すぐにクレジットカードを止めてください。
友人全員に連絡し、犯人があなたのメールアカウントから連絡することを防ぎましょう。
銀行の口座情報が盗まれた場合は、警察のサイバー犯罪対策窓口に連絡しましょう。
フィッシング詐欺から身を守る予防法は?
高度なフィッシング詐欺対策ソフトを搭載した、総合セキュリティソフトを使用しましょう。
複数のシステムで同じログインID/パスワードを使うのをやめましょう。
パスワードを定期的に変更することも有効です。
インターネットを利用するときは、セキュリティソフトスパムフィルターを「オン」にしておきましょう。
スパムは必ず報告しましょう。
支払いなどのオンライン決済は、鍵付きでURLがhttps://で始まり、認証サービスロゴ等がある安全なサイトを使用しましょう。