スパムメール対策の基本ポイント
こうしたスパムメールの被害を受けたり、端末が乗っ取られて加害者にならないためには、どのような対策があるのでしょうか。そのポイントを、以下の7項目にまとめました。特に近年では、サイバー犯罪者の手口が複雑化しています。用心に用心を重ねるのに越したことはありません。
不審なメールは削除する
送信元やメールの内容を不審に思ったら、返信などはせず削除を。リンクがあってもクリックは厳禁です。
添付ファイルも開かない
最近のスパムメールには、マルウェア感染を誘うファイルが添付されていることも少なくありません。うっかり開かず、まずは送信元が知人であるなど、信頼できる人か確認しましょう。
送信元が乗っ取られていることも
知人や取引先から送られてきたメールでも、送信元が乗っ取られていることがあります。メールの内容が不審であったら削除したり、送信元に直接確認をとるようにしてください。
(自分も)不要なファイルを添付しない
受け取った人に上記のようなチェックをさせないよう、メール本文で済む内容は、添付ファイルにしないことも心配りになります。
スパムメールのフィルタリングサービスを活用する
メールソフトには、スパムメールのフィルタリング機能があるので「有効」に設定を。また、インターネットプロバイダや、携帯電話キャリアが提供するフィルタリングサービスも利用するとより安心です。
スマートフォンアプリは信頼できるストアで入手
スマートフォンのアプリは、公式アプリストア以外では購入しないでください。
セキュリティソフトを使用する
パソコンでもスマートフォン(Android)でも、セキュリティソフトを導入し、最新バージョンに保つことで、マルウェアの侵入を阻止したり、駆除ができます。近年のマルウェアは、画面上の見た目では感染が分りづらいことも多く、専門のセキュリティソフトの導入がお薦めです。