適切な行動で、なりすまし犯罪から身を守る
ソーシャルメディアでの情報公開
休暇で家を空けるときは、FacebookやTwitterのようなSNSサイトに自分の居場所を投稿することは避けてください。「2週間の休暇中」などと書き込むのも危険です。なりすまし犯罪者にあなたの不在を知らせているようなものです。ソーシャルメディアでは、限られた情報のみ公開してください。
個人情報が含まれる郵便物
郵便受けは必ず鍵付きのものを使用し、不要になった書類は全てシュレッダーにかけて処分してください。可能であれば、長期不在中は近くに住む家族などに定期的に郵便物を収集してもらってください。
個人情報取得のオンライン・オフライン詐欺に注意
旅行先のホテルは、なりすまし犯罪者の格好のターゲットとなります。外出するときは絶対に貴重品を部屋に残してはいけません。たとえ、行き先がホテル内のレストランであっても、部屋を離れる前には必ずPCやスマートフォンをロックすることが重要です。
Wi-Fiネットワークの危険性
簡潔にいえば、ワイヤレスインターネットは決して安全ではありません。Wi-Fiはそもそも、安全性ではなく、利便性のために誕生しました。セキュリティ対策が講じられていないWi-Fiは非常に安全性が低いので、インターネットに接続する場合は、携帯電話会社のモバイルブロードバンドを利用するようにしましょう。やむを得ず旅行先でワイヤレスネットワークを使う際は、銀行口座の残高の確認や個人情報の入力を避けると同時に、メールやパスワードで保護されたサイトからは忘れずにログアウトしてください。
銀行、クレジットカード明細書の確認
万が一、なりすまし犯罪の被害に遭ったと思われるときは、銀行やクレジットカード会社に情報が盗まれたことを伝え、口座を閉じ、地元の警察に被害届を出してください。まずは、そうならないための対策をしっかりと施し、楽しいゴールデンウィークを過ごしてください。