より安全なオンライン環境の実現のために自分で実行できる対策
今回は、安心してインターネットを利用するための環境を作るために自分自身でもすぐに実行することができるセキュリティ対策について詳しく解説します。
データの漏洩後に個人情報を保護する方法
私達は日常生活を送っている中で、飲食店での支払いやホテルにチェックイン、近所のカフェで特典をもらったりなど、様々な理由で企業に個人情報を共有しています。 このように私達は最近、あらゆる場所で個人データの痕跡を残してしまっており、それらのデータはハッカーにとって高い価値があるものといえます。
WhatsAppの安全性:メッセージはプライベートなのか?
WhatsAppは世界最大のメッセージアプリのひとつであり、多くの人が独自のソーシャルネットワークであると考えています。この記事では、WhatsAppアプリの安全性や、アプリのユーザーや保護者の疑問に答えます。
安全なパスワードを作成するための5つのヒント
私達の多くは、アカウントやパスワードをたくさん持っていることで時に忘れてしまい、苛立ってしまうことがあります。そのため、短くて使い慣れたパスワードに設定したり、多くのアカウントで同じパスワードを繰り返したり使用するなど、ついつい危険なパスワードの使い方をしてしまいがちです。ここでは、安全なパスワードを作成するための重要なヒントをご紹介します。
送金アプリは安心して使える?家族が知っておくべきこと
友達とガソリン代をシェアするときや、ルームメイトとタコベルを食べる際に割り勘するのに送金アプリが便利です。送金アプリがスマートフォンにダウンロードしてあれば、ワンクリックで、自分のアカウントから他人のアカウントにお金を送金できます。しかし、これらのアプリは便利かもしれませんが、家族で使用しても安全なのでしょうか?
すべての人々が安心してインターネットを利用できる環境作りを目指して
みなさまがインターネットを安心してご利用いただけるように、当社はセキュリティ対策の取り組みを続けています。 当社はインターネットユーザーを保護することを非常に重要だと考えています。ハッキングやオンライン攻撃への懸念が強まる昨今において、その重要性は一層高まっています。大手企業で発生するデータ侵害の記事をニュースフィードでご覧になったことがある方もいらっしゃるかもしれません。またはご自身や知り合いがデビットカードやクレジットカードの番号をハッキングされた経験をお持ちかもしれません。美しい薔薇に棘があるように、インターネットから得られるメリットは多い反面、トラブルも多くあります。しかし、そのような被害を回避する手段は多数あります。 すべての人々が安心してインターネットを利用できるようにするため、当社はセキュリティ対策の提供に全力を尽くしています。 インターネット上に予期せず出現するハッカーやマルウェアなどの対処を好む人はいないでしょう。オンラインの脅威を認識した上で、セキュリティ対策を講じることが重要です。銀行取引、オンラインショッピング、ストリーミング、プライバシー/個人情報のセキュリティを含め、当社は皆様が手軽にでき、かつカスタマイズできるセキュリティ対策を目指しています。 では、セキュリティ対策とは具体的に何を保護するのでしょうか。パソコンや携帯電話などのデバイスを保護するだけではないことがおわかりいただけると思います。最終的には自分自身を守り、ご自身が大切にしているものすべてを保護することにつながります。これは3つの観点から考えることができます。 1) 大切なものを保護する 人はどのようなものを保護したいと考えるのでしょうか。最も多く挙げられるのが写真です。わずかの差で次に続くのは、あらゆる種類のデジタルデータです。ダウンロードした音楽から、長年保存している子供、姪、甥の古いボイスメールまで多岐にわたります。パソコンや携帯電話には大切なデータがたくさん保存されています。 大切なデータを保護することは、これらのデータの保存やアクセスに使用するデバイスを保護することを意味します。当社の製品を含め、包括的なオンライン保護ソフトウェアをインストールすることがセキュリティ対策の第一歩になります。当社は実績豊富なウイルス対策ソフトウェアやファイアウォール サービスを提供し、ハッカー(および写真などの大切なファイルの喪失)を防止することにとどまらず、さらに一歩踏み込んでいます。 当社の新しいオンラインセキュリティスコアは、ユーザーのセキュリティレベルを示すとともに、簡単な手順を案内して、ユーザーが脆弱性を埋めて全体的なセキュリティを向上できるようにします。カスタマイズされたシンプルな方法で最大限のセキュリティ対策を実施し、必要に応じて継続的に改善していくことができます。専門家でなくても専門的なセキュリティ対策を実行できます。 2) 生活に欠かせないものを保護する 財務記録、納税申告書、および携帯電話やパソコンで行うあらゆる銀行取引など、「重要なデータ」も存在します。ショッピングも重要なのでこれらのデータに加えましょう。このような重要なデータを保護することで、ハッカーの侵害を回避できます。 当社のオンライン保護機能を使用すると、重要なファイルを3つの方法で保護できます。まずはマカフィー® ファイル ロック機能とマカフィー シュレッダー™機能をご紹介します。 マカフィー ファイル...
オンライン上で安全を保つための10のヒント
ハッキング、詐欺、サイバー犯罪、マルウェアなど、近頃のインターネットは危険な場所のように感じられます。また、スマートフォンやタブレットなどインターネットに接続された電化製品をはじめとするさまざまなデバイスが普及したことで、私たちはさらに大きなリスクにさらされています。 しかし、ほんの少しだけセキュリティ対策を実行することで、これらの危険と接触する機会を大幅に減らすことができます。 ここではインターネットを安全に利用するための10のヒントをご紹介します。 1. 複雑なパスワードを設定する 個人情報や金融情報を安全に保つためには、まず重要なアカウントに対して強力なパスワードを設定することが一番の方法であるということは以前からよく言われてます。これは1度のデータ侵害で、何万ものユーザーパスワードが外部に漏れてしまうといった企業のハッキングが拡大している現代には、必要不可欠なルールといっても過言ではないでしょう。もし、SNSやオンライン銀行口座など、インターネット上の様々なサイトでパスワードを使い回していると、ハッカーはたった1つのSNSなどへの攻撃で流出したログイン情報データ等を利用し、他のサービスにもログインしてしまいます。そうならないためには、パスワードマネージャーを使って、すべてのアカウントに強力なパスワードを作成し、保存することをお勧めします。 また、それぞれのオンラインアカウントに多要素認証機能が備わっているかどうかを確認しましょう。これは、本人確認の際に複数の情報を必要とする機能です。例えば、あるアカウントにログインする際、パスワードやパスフレーズに加えて、携帯電話に送信されるコードを入力する必要がある場合など、通常のパスワードを1回のみ入力するログイン方法よりも、よりセキュリティが厳重になっています。 2. ネットワークセキュリティの強化 ログインの安全性が向上したら、接続の安全性を確認しましょう。おそらく自宅や職場ではデータを暗号化するパスワード保護されたルーターを使っていることと思います。しかし、外出先では、公共の無料Wi-Fiを利用したくなるかもしれません。しかし、公共のWi-Fiの問題点は、その多くがセキュリティの確保がされていないことです。つまり、ハッカーが比較的簡単にあなたのデバイスにアクセスし、情報を盗むことができてしまいます。その解決策として、VPN(Virtual Private Network)を使用することを検討してみてはいかがでしょうか。VPNとは、インターネット上に安全な接続を構築するソフトウェアで、どこからでも安全に接続することができます。 3. ファイアウォールの使用 ネットワークが安全になった場合でも、より安全を確保するためにはファイアウォールを使用する必要があります。ファイアウォールとは、コンピュータやデバイスへの不正アクセスを防ぐための電子バリアで、しばしば包括的なセキュリティ対策ソフトに付属されています。ファイアウォールを使用すると、スマートサーモスタットやWebカメラのようなIoT(Internet of Things)デバイス含め、ネットワークに接続されているすべてのデバイスのセキュリティが確保されます。しかし、多くのIoTデバイスには、セキュリティ対策が搭載されていないため、ハッカーがネットワーク全体に侵入するための脆弱なポイントとなってしまうという点は注意が必要です。 4. クリックする際は慎重に 高性能な技術的対策を実践した後は、不用意なクリックをして危険を招かないように気をつけましょう。今日のオンライン上には、フィッシングやソーシャルエンジニアリングを中心に多くの危険があります。ソーシャルエンジニアリングとはネットワークに侵入するために必要となるパスワードなどの重要な情報を盗み出す方法です。これらは明らかに詐欺目的のために、個人情報や機密情報を騙し取るものばかりです。スパムメール、「無料」と書かれた偽のサービスや商品、釣りタイトル、オンラインクイズなどこれらはすべて、危険なリンクをクリックさせるために誘導し、個人情報を盗むための手法です。仮にあまりにも条件が良すぎるサービスや、常識を超える範囲で多くの個人情報を求められた場合には注意してください。...
スマートフォンがハッキングされているかどうかを判断する方法
スマートフォンを使っていて、何かおかしいと感じたことはありませんか?充電がすぐに切れたり、突然、電源のオンとオフが繰り返し起きるようになったり、手で持つのが難しいほどスマートフォンが熱くなったり、あるいは覚えのない通話記録があったり、データの使用量が急激に増えたりしたら、あなたのスマートフォンがハッキングされている可能性があります。 スマートフォンのハッキングを示す兆候には、表面上は技術的な問題のように見えるものもあります。しかし、こうした兆候は、スマートフォンにマルウェアがインストールされているなど、重大な問題を示している可能性があります。マルウェアによって大量のシステム リソースが消費されたり、他のアプリケーションや OS との競合が発生する可能性があるため、スマートフォンの動作が重くなったり、異常な動作が発生したりする場合があります。 ただ、こうした現象が発生するのは、ある意味では悪いことではありません。マルウェアの動作は非効率的で、スマートフォンでさまざまな障害が発生するため、その存在に気付くことができるのです。スマートフォンを常に持ち歩くようになった現在では、こうした兆候にすぐに気付くことができます。ささいな兆候に注意すれば、目に見えない大きな問題を見つけることができます。 ハッキング ソフトウェアとその症状 ハッカーは、ハッキング ソフトウェアを物理的にスマートフォンに侵入させたり、不正な Web サイトやフィッシング攻撃や偽のアプリでユーザーを騙してハッキング ソフトウェアをスマートフォンにインストールさせたりします。ハッキング ソフトウェアにより、以下のような問題が発生する可能性があります。 キーロギング: これは、ストーカーのようなものです。スマートフォンで文字を入力したり、画面をタップしたり、通話をしたりする際に、スマートフォンから情報を盗み出します。 トロイの木馬: これは、マルウェアの一種です。スマートフォンに侵入して、クレジットカードの口座情報や個人情報などの重要なデータを盗み出します。 クリプトマイナー: トロイの木馬と同様に、スマートフォンに侵入して潜伏するソフトウェアです。スマートフォンの計算能力を利用して、暗号通貨のマイニングを行います。クリプトマイニング自体は違法ではありませんが、スマートフォンの所有者の同意を得ることなくクリプトマイニングを行うのは...
ビットコインのセキュリティ:知っておくべきマイニングの脅威
ビットコインの価値は、流通が始まった2013年以来浮き沈みがありましたが現在は急騰しており、仮想通貨は新たな関心を集めつつあります。この代替通貨の急速な成長は、世界の話題をさらうとともに仮想通貨ブームを起こし、いったいどうすれば自分もビットコインで稼げるのだろうと世界の消費者に気を揉ませています。米ドルなどの旧来の通貨 (不換通貨) での取引をやめてこのブームに乗ってみようという人は、「ビットコインマイニング」と呼ばれるプロセスを試してみるとよいでしょう。ただしそれを始める前に、いくつかのセキュリティリスクを押さえておいてください。 ビットコインマイニングとは? ビットコインマイニングは金脈の採掘と似ています。作業しただけ報酬が得られます。ただし、その作業とは骨の折れる労働ではありません。ビットコインで稼ぐために必要なものは、時間とパソコンの計算処理能力です。マイニングを行う「マイナー」は、基本的にはビットコインの分散型会計システムの管理し、安全に保ちます。 ビットコインの取引は「ブロックチェーン」と呼ばれるデジタル台帳に記録されます。この台帳を更新するためにビットコインマイナーは、新規の取引の検証ができる特殊なソフトウェアをダウンロードして使用します。そして、課された計算問題を解いてデータに安全にアクセスし、取引のブロックをチェーンに追加します。その見返りとして、マイナーはビットコインと取引手数料を獲得するのです。 ビットコインのセキュリティリスクとは? デジタル通貨の成熟に伴って、ビットコインマイニングは難しさを増しています。ビットコインユーザーは、当初は自宅のパソコンでマイニングすることでかなりの量のデジタル通貨を稼げましたが、最近では計算問題がかなり複雑化したため、お金をかけて高性能なパソコンを用意しなければならなくなりました。 ここに、リスクが生じます。ビットコインを獲得するには、より高度な処理能力が必要になるため、一部のマイナーは公共のWi-Fiネットワークを不正に使用し、他のユーザーのデバイスにアクセスしてそれを利用しようとします。実際の例として、ブエノスアイレスのコーヒーショップで発生したセキュリティ違反の事件があります。このコーヒーショップはマルウェアに感染し、店内のWi-Fiネットワークのログインに10秒の遅延が発生しました。マルウェアを作った犯人は、この遅延時間を利用してユーザーのラップトップにアクセスし、マイニングを実行しました。 他のユーザーのデバイスにアクセスして不正にマイニングしようという目的で、公共のWi-Fiネットワークだけでなく、何百万ものWebサイトが攻撃されています。攻撃者が所有者の許可なしにマイニングソフトウェアをデバイスに読み込むことは、「仮想通貨マイニング遭遇」またはクリプトジャッキングと呼ばれています。デバイス10万台あたり50台が仮想通貨マイナーに遭遇し、被害を受けていると推定されています。 クリプトジャッキングの問題は拡大しており、標的にされるとデバイスの動作が遅くなるだけでなく、電気代もかなりかさむ恐れがあります。また、「クリプトジャッキング」されたデバイスは、すべてのリソースをマイニングに使用されてしまうため、デバイスが過熱して壊れてしまう恐れもあります。 ビットコインのプライバシーに関するヒント マイニングとそれに関連するビットコインのセキュリティリスクがだいたい理解できたところで、仮想通貨市場をモニタリングするときにデバイスを安全に保つためのヒントを、いくつか紹介しましょう。 公共のWi-Fiネットワークを使用しない : こうしたネットワークはセキュリティで保護されていないことが多く、むやみに使用すると、デバイスや情報が脅威にさらされるリスクが増大します。 VPNを使用する : 自宅や職場の安全なネットワークが利用できない場合は、仮想プライベートネットワーク (VPN)...
数百万人のユーザーが Android のバーコードをスキャンするアプリに起因するマルウェアの影響を受けている
私たちの誰もが気付いているように、出かけるときはいつでもスマートフォンを携帯しています。経路検索、スケジュール、ショッピング、割引、銀行取引など、日常生活のあらゆることをナビゲートしてくれる便利なものです。そして、スマートフォンへの依存度が高くなるに従い、ハッカーが注目するようになるのも当然です。今回は、アプリそのものが不正なアプリになってしまうケースです。 無実のスキャナーがマルウェアのスーパー スプレッダーに豹変 ダウンロード数が1,000万回を超える Barcode Scannerアプリでは、基本的な QR コード リーダーの機能とバーコード生成機能が提供され、ネットでの購入や割引の利用などに役立っています。その結果として最も起こり得ることが、最新のニュースで報告されています。Android の Barcode Scanner アプリに由来するマルウェアが組み込まれた、広告を生成してマルウェアを配信し始めるアプリ が確認されたのです。これまで Barcode Scanner は安全で無害なものでしたが、最新の更新を実行する前にハッカーが悪意のあるコードをアプリに挿入し、Android デバイスにマルウェアを送り込んだと考えられています。アプリがインストールされると、マルウェアによりデフォルトの Web ブラウザーが乗っ取られ、無作為の広告にリダイレクトされます。...
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