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McAfee Labs Threats Report: April 2021

In this edition, we present new findings in our traditional threat statistical categories – as well as our usual malware, sectors, and vectors – imparted in a new, enhanced digital presentation that’s more easily consumed and interpreted.

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セキュリティのヒントとコツ

お買い物シーズンをオンラインで楽しむための基礎知識

日本・アジア地域チャネルマーケティング 執行役員 本部長 青木 大知 怪しいショップを見抜くヒント 広大なインターネットの世界では、サイバー犯罪者が運営する偽ショップがあちこちに存在しています。Amazonや楽天といった大手プラットフォームであっても、その中に個人業者が出品することができ、そのすべてが信頼できる販売者だとは言えません。 悪意のあるショップで買い物をすると、商品が届かなかったり、届いても偽物であったり、個人情報やクレジットカード情報が流出したりと、さまざまなトラブルに遭う危険性があります。自分が“カモ”の名簿に載ってしまうと、より大きな犯罪で狙われることも考えられます。 怪しいショップに用心するには、第一印象も、意外と頼りになるものです。最近ではいかにも怪しいデザインや、自動翻訳調の日本語になっている偽サイトは少なくなってきましたが、他の有名サイトをそっくり真似て作られている場合や、妙に購入を煽るサイトなどは、心に「引っかかり」を感じるのではないでしょうか。そんなショップは、少なくとも信頼感抜群とは言えません。 また安売りだからといって、他店よりも飛び抜けて安いのは、やはり不自然です。複数のショップで値段を比較して、極端な安値のものは避けるのが賢明です。 そして重要なのは、サイト内に出品者・代表者名、問い合わせ先、住所など、販売者の身元がしっかりと記載されているか。法令に則ったしっかりした販売者であれば、きちんと身元を明かして販売しています。ただ、たとえ書かれていたとしても、なりすましや実在しない情報を記載している可能性があります。検索エンジンや地図アプリでヒットするかを確認するだけでも、被害に遭う確率を下げることができるでしょう。 利用可能な決済方法も、信頼性をはかるには大きなヒントです。銀行振り込みでの前払いしか選べない、キャンセル不可など、消費者にとって不利な項目だけになっているなら、リスクが高いと言えます。逆にクレジットカード、後払いなど、消費者が“後戻り”できる手段を用意しているほど、一般論としては安全性が高いショップと考えることができます。 フィッシングサイトを判別する 時にはSNSの投稿やダイレクトメッセージ、メールなどで、欲しかった商品やお得なセール情報を見つけることがあるかもしれません。しかし誘導されていった結果、偽サイトにたどり着き、フィッシング詐欺にかかってしまう可能性もあるのです。 フィッシング詐欺とは偽サイトに誘導し、口座番号やクレジットカード情報、個人情報を入力させて、不正に取得するサイバー犯罪です。ID・パスワードを入力してしまうと、勝手に変えられて、自分でログインできなくなってしまうこともあります。 偽サイトは本物とURLが異なっているので、まずはブックマークや検索エンジンで本物サイトのURLを確認し、比べてみましょう。見るのは企業名のスペルや、「.jp」「.com」などのドメインが合っているか。Iとl、Oと0など、形の似ている文字を使ってなりすまそうとしている場合も多いので、細かい文字まで注意してください。 またセキュリティソフトなどには、閲覧しようとするサイトにどの程度のリスクがあるか、自動的に判定する機能がありますので、普段から設定しておくことをおすすめします。ちなみにマカフィーでは、ウェブアドバイザーでインターネットの閲覧や検索時の脅威から護ります。 無事発送されてもトラブルはある ネットでの買い物といえば、最近多いトラブルに、定期契約に伴うものがあります。例えば、キャンペーン価格につられて購入ボタンを押すと、知らないうちに定期購入になっていて、一定期間は解約できない……といった事例です。かつては痩身エステなどで見聞きした契約トラブルが、モノの購入でもよく起こるようになっているのです。 こうした一種のサブスクリプションモデルは、うまく利用すれば消費者にとって魅力的ではあります。しかし契約条件を見落とすと、思わぬ損をすることになってしまいます。改めて購入ボタンを押す前に利用規約に目を通すことを心掛け、定期契約であれば、割引だけではなく解約の条件を、必ず確認するよう気を付けてください。 定期購入のトラブルに関しては、2022年6月1日施行の改正特定商取引法で、以前とは少し状況が変わっています。誤認させる表示によって申し込みをした場合には、その契約を取り消せる可能性が広がりました。政府広報オンラインで詳しく紹介されているので、一度目を通しておくのも良いでしょう。...

マカフィー ニュース

マカフィーがオンライン セキュリティ対策の年間最優秀製品賞を受賞

インターネットをより安全に楽しみたいなら、当社の製品をお試しください。マカフィーは 2021 年に AV-Comparatives の年間最優秀製品賞を受賞しています。セキュリティ対策をシンプルにするマカフィー製品は、その性能についても最も優れていることが、この独立組織によって評価されました。AV-Comparatives は 2021 年を通じて、17 種類の異なるオンライン セキュリティ製品を対象に、一連の厳密なテストを行いました。何千に及ぶ最新の不正プログラム、高度な標的型攻撃など、実際に発生しているインターネット上の脅威を阻止する機能や、パソコンの速度を低下させずに保護を提供する機能など、ラボでは各製品の機能が調査されました。マカフィーは高い評価を得て、AV-Comparatives の年間最優秀製品賞を受賞するに至りました。これは年間で 7 回実施されたテストの各期間を通じてマカフィーが総合的に最高スコアを獲得した賜物です。さらにマカフィーは、無駄のない最新のタッチフレンドリーな設計や、マカフィー ファイアウォールと Windows との優れた連携性が評価されたほか、マルウェア セキュリティ対策テストにおいて金賞を受賞しました。最高技術責任者である Steve Grobman は次のように述べています。「このように評価いただいたことを光栄に思います。業界で名高い...

セキュリティのヒントとコツ

そのチケット、買って大丈夫? “コロナ明け”ムードだからこそ、注意の気持ちをもう一度

日本・アジア地域チャネルマーケティング 執行役員 本部長 青木 大知 コンサートやスポーツイベントをはじめ、コロナ禍で無観客や人数制限付きになることが多かった大型イベントが、再び“リアル開催“に戻ってきています。“推し“のミュージシャンやアイドルの現場を直接楽しんだり、応援するスポーツ選手・チームを後押ししたりしたいのは、多くの人に共通する思いなのではないでしょうか。制限されていた客席での声出しもルールのもと認められるようになってきており、これからの季節、ファンにとって盛り上がる行事がいっそう増えていきそうです。 「数年ぶりに」「生まれて初めて」大きなイベントに行くという人にとって、気をつけたいのが、チケット購入に関係したトラブルです。近頃はスマホを使ったオンライン決済など購入方法が多様化したこともあって、トラブルや不正行為に巻き込まれるケースが多数発生しています。 せっかくの楽しいイベントで、悲しい思いをしないためのポイントをまとめてみました。 サイトでチケットを買うなら オンラインでチケットを購入する際、最初の選択肢はイベントの公式サイトや、主催者が案内する大手プレイガイドでの購入でしょう。お金を払ってトラブルに巻き込まれないためには、こうした公式販売かどうかを、よく確かめて購入することが重要です。Googleなどの検索エンジンで検索して、最初に表示されたとしても、それだけで信頼はできません。上位に表示される中にも、偽のサイトや紛らわしい転売サイトが含まれている場合があります。 うっかり不正なサイトを利用してしまったら、どうなるのでしょうか。そのチケットは不適正な高値かもしれません。また画面に時間制限が現れて考える間を与えられずに買わされたり、キャンセルに応じてくれなかったりと、さまざまなトラブルのリスクがあるのです。もちろん公演中止や延期になった時の保障もありません。 人気の公演で売り切れが早く、やむを得ず転売チケットを買うしかない……というときにも、慌てて買うのは禁物です。近年大きなイベントでは、チケットの転売そのものを禁止しているのがほとんどです。その場合は転売品と気付かずに買ってしまうと、お金を払った事実があったとしても入場できません。公式販売サイトを確認し、まず転売チケットが利用できるのかどうかを確認しておきましょう。 転売禁止のイベントでも、公式サイトで案内されている「リセール」という救済措置があります。正規チケットを手放すことになった人から、オフィシャルに譲り受けることができるサービスで、これであれば問題なく会場に入ることができます。 不正なチケット販売サイトを見分けるためには、運営者の連絡先をきちんと書いてあるか、キャンセル方法の記載をごまかしていないかなど、信頼できるかをよく吟味してください。そして自分が行けなくなった場合にも、不正なサイトで転売せず、公式のリセールを利用するようにしましょう。 落とし穴が多い個人売買 こうした転売チケットの購入トラブルは、年々増加しています。特に20代の若い世代で、ライブチケットを求めてのトラブルが目立つようです。不正な転売サイトのほか、SNSや個人売買掲示板を通じた個人間取引も、トラブルになりやすいパターンです。 まず転売禁止のチケットは、当然ながら、個人間取引でも認められません。 そして転売チケットが使える場合でも、知らない人と金銭をやり取りする以上、気をつけるべきことが多いのです。言葉の単純な行き違いもあれば、代金の持ち逃げ、途中で連絡が取れなくなる、つきまといを受ける場合があるなど、さまざまなトラブルの火種になっています。 どんなに行きたいイベントだったとしても、一番大事なのは、あなたの安全と生活を守ること。少し調べると相場より高値すぎたり、そのチケットの席は実在しなかったりするかもしれません。会話のなかで不審な臭いを感じたら、そこで交渉を打ち切っていいのです。もちろん、必要以上の個人情報を教える必要はありません。リアルの生活以上に、不審な相手に深く付き合わないことが大切です。 チケットや代金の受け渡し方法も、最大限、安全に配慮を。直接受け取る時は、中身をその場で確認してください。郵送なら書留といった追跡できる方法を選ぶことができます。 トラブル防止のためのこうした工夫は、お互いのためにもなることです。ちなみに、自分が売り手になる場合、定価以上の金額の場合、厳密には違法とみなされる可能性が指摘されていますので、あくまで善意の取引を心掛けましょう。...

セキュリティのヒントとコツ

“窓を閉じた” Internet Explorerブラウザーの乗り換えはお済みですか?

日本・アジア地域チャネルマーケティング 執行役員 本部長 青木 大知 今年6月15日、Internet Explorerがサポート終了を迎えました。Internet Explorerは、インターネットが一般に普及していく黎明期にあたる1990年代から2000年代にかけて圧倒的なシェアを誇ったウェブブラウザーの代名詞といえる存在でしたが、ついにその役割を終えたといえます。 シェアが大きかっただけに、長年愛用してきたユーザーは少なくありません。またインターネット上には、Internet Explorerの仕様に合わせて構築されたウェブサイトも多数残されています。しかしウェブブラウザーに限らず、サポートが切れたOSやアプリケーションを使い続けると、脆弱性をサイバー犯罪者に狙われるなど、大きなリスクと隣り合わせになります。 今回はInternet Explorerが歩んだ歴史を振り返るとともに、サポートの終了したアプリケーションとの適切な距離感を考えてみましょう。 インターネット普及期の標準ブラウザー 1995年、それまでの「マイコン」ファンのみならず、一般の方々まで巻き込んだパソコンブームが起きました。この年にWindows95が発売されると、量販店などに行列ができたのです。そして、Windows95に標準搭載されていたのが、初代のInternet Explorerです。 以後、Windows OSは家庭やオフィスのPCとして主流となり、同時にInternet Explorerはシェアを確かなものとしていきました。当時Internet Explorerの利用は、PCを最初に覚える時の標準的なインターネット環境だったのです。 Internet Explorerはその後、独自の機能や仕様を加えながら進化していきました。しかし2000年代にFirefoxやChrome、Safariなど他の人気ブラウザーが次々に登場し、Internet...

プライバシーと個人情報の保護

泥棒は名前と住所だけで個人情報を盗めるのだろうか?

泥棒は名前と住所だけで、個人情報を盗めるのだろうか?率直に言うと、答えは「ノー」です。しかし、公開されている情報である以上、個人情報を盗もうとする泥棒達が利用できるツールにもなるのも事実です。

ファミリー セーフティ

Robloxとは?子供にとって安全かどうかを検証

もし、小学生から高校生くらいまでのお子さんがいる方なら、Robloxの話題で盛り上がっているのを聞いたことがあるかもしれません。しかしながら、他の全てのデジタルな目的と同様に、Robloxを楽しむことに対して安全面での不安がないわけではありません。

セキュリティのヒントとコツ ファミリー セーフティ セキュリティのヒントとコツ

子供たちに初めてスマートフォンを持たせるときの心構え

人生の中で、もし最も補助を必要とする時を選ぶとしたら、それは子供が初めてスマートフォンを使用する時かもしれません。 子供たちが初めてスマートフォンを使うことは、補助輪を外した自転車で初めて近所に出かけた時のような、今まで経験ことのないような新しい世界を知ることになります。そして、家にいながらアプリ、ソーシャルメディア、友だちとのグループチャット、TikTokスターなどのインターネット内で得た共有の体験を通して、クラスメイトや友達と一緒に純粋に楽しみを覚えるでしょう。 子供を持つ親にとってこの感覚は、子供が初めて自転車に乗れた時や初めて電話が使えた時と通じます。親は、このように子供が何か新しいことができた瞬間にその成長を喜ぶ一方で、「もしこれが自分がそばにいない時だったら・・・」と想像を巡らせ、心配をします。あなたはこれまでこのような場合、子供たちに対してどのように対応をしてきましたか?そして、果たしてそれは本当にしっかりとした対策ができていたのでしょうか? 子供はいつスマートフォンを使えるようになるのか? 子供が最初にスマートフォンを使い始めるのはいつくらいが適正なのでしょうか?実はそれが問題なのです。 最近の子供たちは、幼い頃からスマートフォンやタブレットを使って遊んだり、学校の授業でパソコンを使うなど、何年間もインターネットに触れています。その過程で、先生や親からインターネットを安全に利用することや、オンライン上で他人との接し方といったようなちょっとした教えを受ける機会は誰にでもあったはずです。言い換えれば、大人は子供にインターネットについての知識を段階的に教えてきたということです。また、子供に自分専用の携帯電話を持たせることも、大きな一歩といえるでしょう。 こういった学校でのパソコンを使った授業で学んだことや親からのちょっとした教えは、子どもたちが自分自身の携帯電話を使う際に役立ちます。たとえば、オンライン上での「見知らぬ人の危険性」や適切なマナー、安全なサイトと安全でないサイトの違いなどです。子供がインターネット上の様々な事に対応できるようなしっかりとした基礎を身に付けているかどうかは、スマートフォンを持つ準備ができているかどうかを把握する上で大きな指標となります。結局のところ、スマートフォンを通して日々オンラインの世界で安全に過ごすためには、インターネットの知識はもちろんのこと、物事の良し悪しを判断できるような気持ちの成熟度が求められるということです。 初めてスマートフォンを使用するのに適した年齢は? いい質問ですね。現在、子供たちのスマートフォンの利用は増加傾向にあるということがわかっています。例えば、Common Sense Mediaの調査によると、11歳の子供の53%がスマートフォンを持っており、12歳になるとその数は69%にまで増加します。8~12歳の子供たちのスマートフォンの使用率はかなり高いですが、その使用状況はほとんど監視されていない、もしくは一切監視されていない可能性があります。下の分析図では、年齢別のスマートフォン所有率と、スクリーンタイムの長さを示しています。 出典:Common Sense Media なぜ、幼い子供たちのスマートフォン所持者が増加しているのでしょうか?一方で、9歳の子供の実に4人に1人がスマートフォンを通して一日中、自由気ままにインターネットを使用していますが、これはこれでいいのでしょうか?こういった問題には正解は存在しないので、各家庭それぞれのルールに則って自分たちで決めましょう。しかし、小学3年生がスマートフォンを持っていること自体が少し危険だと思うのであれば、スマートフォンに代わるものがあります。 幼い子供たちのためのスマートフォンに替わる代替品 もし、子供と連絡を取り合うことが一番の目的の場合は、インターネットを使わずに電話機能のみのものも検討してみるのもいいかもしれません。 フリップ電話:インターネット接続状況の心配をせずに連絡を取り合うには最適なデバイスです。子供に電話を渡すと落としたり、蹴ったり、水に濡らしたり、紛失する可能性がありますが、フリップ電話の多くは頑丈で低価格なので、幼い子供たちにデバイスの扱い方を教えるのに最適といえるでしょう。また、なくさないように名前を書いておきましょう。 子供用「スマートウォッチ」:インターネットで検索すると、時計のように装着型の製品で通話機能、SOSボタン、位置情報を備えたものがいろいろと見つかります。そのほかにもより機能が充実しているモデルもありますので購入を検討する際はよく調べてみましょう。 子供用「スマートフォン」:基本的な機能のみを搭載したスマートフォンです。子供が本格的なスマートフォンを持つ前の段階としては最適です。日本国内では、キッズケータイ(docomo)、mamorino/マモリーノ(au)、キッズフォン2(Softbank)と大手各社がそれぞれ子供向けのスマートフォンを販売しています。どの機種も防犯ブザーやGPS機能が付いているので、子供の安全を把握する上で重要な役割を持つでしょう。興味のある方は検索してみてください。...

インターネット セキュリティ

オンラインゲームでハッカーから身を守るための5つのヒント

ハッカーは通信量の多いオンラインゲームのサイトを利用し、ダークウェブで利益を上げています。今度からゲーム愛好家の皆さんがお好みの仮想世界を選んでログインする際は、これら最近のビデオゲームでの侵害された例をふまえて、事前にゲーム専用のアンチウイルスを含むなど、事前に安全性をしっかり確保しておくことをおすすめします。

プライバシーと個人情報の保護 セキュリティのヒントとコツ セキュリティのヒントとコツ

個人情報が盗まれた場合の対処方法

アメリカでは社会保障番号、日本では日本人や外国人問わず国内に住民票がある人にマイナンバー(個人番号)と呼ばれている番号が割り当てられ、それが記載されているマイナンバーカード(個人番号カード)を保持しています。この番号は、泥棒の手にかかれば、個人情報を知る上の重要なカギとなります。 社会保障番号(SSN)があれば、泥棒はクレジットの使用履歴や貸出限度額から税金の払い戻しや医療まで、あらゆるものを引き出したり、解除・変更することができ、最悪の場合、泥棒達はそれを使って他人になりすますことすらできてしまいます。同様に日本のマイナンバーも個人情報が記載されており、個人の身分を証明する際に用いられるため、盗まれてしまうと危険です。なので、自分の番号が紛失したり、盗まれたりした可能性がある場合は、アメリカの場合は社会保障局に報告、日本の場合はマイナンバーカードの一時停止手続きをすることが重要です。 アメリカの社会保障番号も日本のマイナンバーカードも1つしかなく、盗難や紛失した場合、すぐに再発行して手に入れることは難しく、マイナンバーの盗難が深刻な事態を招いてしまうことは間違いありません。もし、疑わしいと思ったら、すぐに問い合わせて一時停止するようにしましょう。万が一、盗まれてしまった場合、どのようなことが起こりうるのか、またどう対処すればよいのかを紹介します。 社会保障番号やマイナンバーの変更は可能か? アメリカの社会保障番号(SSN)は変更が可能ですが、不正利用される可能性があるなど限られたケースの場合のみとなっています。一方、日本のマイナンバーも基本的には番号自体は変更することができませんが、マイナンバーカードが盗まれた場合やマイナンバーが漏洩してしまい、それによって不正に利用される可能性がある場合は、本人の希望または市区町村長の判断で変更可能です。また、記載されている各情報の変更は可能です。結婚による名義変更は、それぞれ14日以内に手続きが必要で、それを過ぎてしまうと失効してしまい、各市町村で再交付手続きしなければなりません。引っ越しの際は引っ越し先の市町村で変更可能ですが、90日過ぎると失効してしまうので、注意が必要です。そして、海外に行く場合は住民票がある市町村に返納し、戻ってくる際に同じ番号が付与されます。 社会保障番号(SSN)とマイナンバーはそれぞれ事実上永久に有効であり、仮に盗まれてしまった場合、それなりの対応が必要になってきます。日本政府の個人情報保護委員会によると、日本では2020年のマイナンバーに関わる「特定個人情報」の漏洩は207件あり、うち100人以上の情報紛失などは8件ありました。この事例からも今後、日本でマイナンバーを保護するということは特に重要といえるでしょう。 社会保障番号やマイナンバーの盗難はどのように起こるのか? SSNは、これまで物理的に盗まれる場合やデジタルで盗まれる場合など、いくつかの方法で犯罪者たちの手に渡っています。特に2017年に起きたEquifaxの情報漏洩は、約1億4700万件ものSSNが漏洩しました。しかしこの場合は、SSNが流出した可能性があるというだけで、それを使ってID犯罪が行われたわけではありません。一方、日本のマイナンバーの使用が開始されたのは、2016年とまだ最近の事です。そのため、現状ではまだ犯罪に使用されたという事例は多くはありませんが、マイナンバーが流出したというニュースをよく目にします。こういった流出が様々な犯罪に繋がる可能性があるのも事実です。 SSNやマイナンバーはどのようにして盗まれたり流出してしまうのでしょうか。 では、SSNやマイナンバーはどのようにして盗まれたり、流出してしまうのでしょうか。以下、いくつか例を紹介します。 SSNカードやマイナンバーカードをを財布に入れておくと、紛失したり、盗難に遭ってしまうので、どうしても必要な場合を除いて、持ち歩くことは避けるようにし、安全な場所に保管するようにしましょう。 また、古い手法ですが、個人情報を探すために個人や会社、あるいは公共のゴミ箱をあさる人がいます。なので、個人情報が記載された書類は捨てる前にシュレッダーにかけることが重要です。 近年のデジタル社会で盗聴はそれほど脅威と感じないかもしれませんが、それでも危険なことは危険です。そのため、電話や会話する際にSSNやマイナンバーを伝える際は、安全な場所で、人に聞こえないよう注意しましょう。 自宅や職場で盗まれる可能性も十分にあります。泥棒は安全でない書類や情報を手に入れようとしてきます。なので、物理的なカードはもちろんのこと、物理的またはデジタル問わずにそれを含んだ全ての情報を保護する必要があります。 フィッシング攻撃もSSNやマイナンバーの盗難につながる可能性があります。個人を狙ったり、個人情報にアクセスできる企業への攻撃もあるので気をつけましょう。 先ほど紹介したEquifaxの件のようなデータ流出もその一つです。Equifaxの情報流出は数百万件の記録が対象でしたが、最近、多くの医療機関や病院を悩ませている情報漏洩のような、小規模な場合でもSSNやマイナンバーが簡単に流出してしまう可能性があります。 上記で紹介したのはほんの一例にすぎませんが、SSNやマイナンバーの安全を保つためには必要です。しかしながら、普段の生活の中でSSNやマイナンバーが必要になる場合は数えられる程度で、それを把握しておくと、いつ、どのように提供すればいいかを判断する際に役立つでしょう。SSNやマイナンバーの提出が必要な場合は以下の通りです。 クレジットやローンを申し込む場合 保険会社に団体医療補償を申し込んだり、変更したりする場合 証券会社との取引、不動産購入、自動車購入などのような国税局への届出が必要な取引...

モバイル セキュリティ ファミリー セーフティ

WhatsAppの安全性:メッセージはプライベートなのか?

WhatsAppは世界最大のメッセージアプリのひとつであり、多くの人が独自のソーシャルネットワークであると考えています。この記事では、WhatsAppアプリの安全性や、アプリのユーザーや保護者の疑問に答えます。

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